
皆さまへ 2月16日(木)更新しました。 最新のお話はNEW のマークがついています。
61話「無口な男と先生」は今回で了となりました。次の62話「大変身」は3月1日(木)スタートです。このお話も男女双方がJMA立川支社の会員さんです。
お見合いが組めるのか心配した入会時の風貌から大変身を遂げて良縁を掴んだ女性と、それを優しい意気持で見守った男性、お二人を陰で支えたJMA立川ならではのきめ細かい親身なお世話のお話です。どうぞご参考にして下さい。
W相談員とO支社長のお世話により、根気強く活動して良縁を掴み取る方が多く見られます。何とも嬉しい限りです。
成婚までの年月はお世話した期間です。
これからも会員さんの成婚に至るお世話の様子を掲載して行きますのでお楽しみに願います。
*お名前は全て仮名です。
61話 無口な男と先生
会員女性:40歳 3ヶ月で成婚。
会員男性:44歳 20ヶ月で成婚。
既に新婚生活に入りました。
<614>無口でも楽しい?お花見会
1月5日(木)掲載
2010年の4月3日(土)はO支社長がJMA立川相談室で迎える初めてのお花見会の日でした。その年の1月の前任のYさんから引き継いで、大分仕事にも慣れてきたころでしたが、更に会員さんとの相互理解を深めようと、以前から友人達と毎年野川公園で開いていたお花見会に会員さんも加えて開催することにしたのでした。1ヶ月近く前から会員さんにも案内メールを送って参加者を募った結果、十数名の希望がありましたが、前日の2日(金)にそれまでこちらからメールしても全く反応がなく、お会いしたこともない会員の谷 優(たに まさる)さんから「JMAO様:以前JMA様にてお世話になった調布市の谷と申します。4/3 お花見参加します。ご連絡遅れて申し訳ありません。谷 優」とのメールが届き、Oさんは女性相談員のWさんに「へぇ、谷さんて未だ一度もこちらにも来たことがないしメールも初めてだけどどんな方かな?43歳か、お花見なんかが好きなんですかねぇ」と話しかけると「普段来ないでお花見に来るなんてのは、やはり皆でわいわいやるのが好きな方かも知れませんね」と応じたのでした。
そして当日、会場の野川公園に近い西武多摩川線の新小金井駅前の集合場所には集合時間の12時前には電車が着くたびに段々と人が集まり、Oさんが初対面の方達にはそれぞれを紹介し、Wさんは会費を集めたりしておりました。Oさんが「谷さんが来る筈なんだけど未だ来ないね。調布の人のようだから迷わないよね」等と言っているとWさんが「あっ、あの人じゃないですか?もしかして」と、その目線の先を見ると、極普通の感じの大人しそうな男性が居ました。「こんにちは。谷と申します。昨日メールで申込みましたが、よろしくお願いします」「あぁお待ちしていました。初対面なのによく来てくれましたね。お花見が好きなの?」「いえ、僕はいきなり一対一で話すのが苦手なので、お花見なら少し気楽にお会いできるかと思って今日来ました」「そうなんですか。何時でも相談室でお待ちしているんですが、でも思い切って来てくれて良かった。さぁそろそろ公園の方に歩いていきましょうか?現場まで20分くらいかかりますから」とのやり取りがOさんとの間であり、皆で歩き始めたのでした。
平年より早咲きと言われたその年の桜でしたが、4月3日は丁度満開からチラホラ散り始める頃となり、野川の手前辺りから桜のトンネルになっているところ等では花吹雪に思わず「きれいねぇ、最高」と声が上がったりしていました。野川を渡り東八道路を越えると何時ものお花見会場です。そこはゴルフ場の跡地とかで、大きなソメイヨシノが広い間隔で植えられ、駅から遠いため人も近隣の方中心で場所取りも必要なく、風情を楽しむのには恵まれた場所です。何時もの桜のところに着くと、手慣れているOさんの友人達が先導して敷物を敷き、持ちよりのおつまみやおにぎり、飲み物などが並べられ、やがてOさんの発声で乾杯をしてお花見会がスタートしたのでした。
OさんとO夫人は今回は初対面の方も多いからと積極的に初めての方(特に会員さん)には話しかけ、お酒を注いだりしていましたが、ふと見ると谷さんはずっと黙ってウーロン茶を飲み、周りの方が勧めてくれたおつまみ等にもあまり手を出さず、皆が歓談しているのを眺めているだけのようでした。Oさんは「谷さんはどんな方なのだろうか?あまり楽しんでいないように見えるけど、まぁ初めての方達ばかりだから仕方ないかな」なんて考えらながら大好きな日本酒をチビチビ飲んだりしていました。一方女性の方達は直ぐに打ち解けてお互いが持って来た鳥の空揚げや卵焼きデザート等に下鼓を打ち盛り上がっているようでした。ひらひら舞い落ちる花がカップに入ったりしているのを楽しんでいるうちにあっと言う間に日が傾き、4時過ぎには皆でまたもと来た道を家路についたのでした。
その翌日の日曜日相談室には「JMA立川 O様 いつもお世話になります。調布市の谷 優です。昨日のお花見のお誘いありがとうございました。とても楽しかったです。近々、相談所に伺いたいと思います」とのメールが届き、それなりにお花見を楽しんで打ち解るきっかけを掴んだようでした。ところが・・・
・・・615につづく
<615>他人任せの婚活
1月12日(木)掲載
谷優さんが4月3日(土)のお花見の後初めて相談室に顔を出されたのは翌週の木曜日でした。Oさんがそろそろ今日は店じまいかな?と思っていた午後6時頃、未だやや緊張した面持ちでフラッと扉を開けて入って来られました。「今晩は。お花見は楽しかったです。お世話になりまして、有難うございました」と丁寧に礼儀正しく挨拶される谷さんにOさんは「こちらこそ来て頂いて有難うございました。でも本当に楽しかったの?ほとんどお話もしてなかったみたいだし・・」と語りかけると、「僕は他の人達が楽しく賑やかに話したり、笑ったりしているのを見ているのが楽しいんです。友達同士で集まった時なんかもそうですし・・」「そうすると、あなたのお友達はあなたが余り喋らないで聞いているだけでも気にしないの?」「そうですね、もう皆慣れているみたいで、別に僕のことは気にしないでやっているみたいです。でも少しは喋りますよ僕も!!」「そうですか、ところでお仕事は製造関係の自営業ですね。会社ではそんな感じで大丈夫なの?」「仕事の時は喋らないと仕事にならないから、ちゃんと話しますよ」「そう、それじゃ私達もあなたが余りお話しなくても気にせずにお相手することにしましょう。でもお見合いなんかでは全然お話しないのも困りますよ」「それは大丈夫です。そんな時はそれなりに話しますから」「それじゃこれからは時々こちらに来てお話合いしながらお申込みもしていきましょうね」「分かりました。これからもよろしくお願いします」と言うやり取りがあり、谷さんは兎に角何とか婚活をやって行けそうだと安心した様子で帰って行きました。
その後は忙しい仕事の合間を縫って時々、大体土日の午前中かウイークデーの夜姿を見せるようになりましたが、何時も入口に近いカウンター席に座ってファイルをパラパラとめくりますがお申込みをするでもなく、お相手への希望等をお聞きしても「穏やかで優しい女性が良いですね」等と答えるだけで、只月日が経って行くようでした。その頃から「僕にはどんな人が良いのか良く分からないからWさん選んで下さい。Oさん僕なんかでも良いと言う方は居ませんか?是非ご紹介して下さい」等と言うようになり、Wさんには「何言っているのよ、自分のお相手なんだからまず自分で見つける努力をしないとダメ。捜しているうちに自分が本当はどんな人が良いのか分かって来るのよ。大体他人任せなんて無責任な人はダメ。チャンと自分でやりなさいよ。そうしてたら良い人も紹介できるようになるから!」と言われる始末でした。煩く言われながらも継続して来室される谷さんでしたが、流石に自分でも少しずつお申込みもするようになり、秋からはお見合いも何回かは組めるようになり、交際に入ったこともありました。でも春になっても結婚に向かって進む気配もなく、3月11日の大震災でお仕事も大きな影響を受け活動も滞りがちでした。
JMA立川相談室も3月11日から4月中くらいは入会相談の方も少なくなり、計画停電も続く中落ち着かない日が過ぎて行きました。GW頃になると人の動きが少しずつ出て来て、5月1日にはリビング多摩の広告を見て来ましたと40歳の高校の先生をされている女性が訪れました。この女性はとても素直で可愛い感じの方で、お名前は山野 福子(やまの ふくこ)さんと言われました。Oさんの説明にも「はい。分かりました」「はい。宜しくお願いします」などと気持ちよくお返事され、「少し考えてみてまた来ます」と言って帰られましたが、7日(土)に再び来室され「私には本当にお相手が居るんでしょうか」と心配気でしたが、Oさんと一緒にお相手を試しに検索したりすると、とても納得されたようで「度々対応して頂いて有難うございました。14日(土)に入会手続きに伺いたいと思いますが、宜しいでしょうか?」と明るく話されたのでした。OさんとWさんは「とても感じの良い方が入ってくれたね。40歳だと言われているけどお相手は居そうですね」等と既にJMA立川男性会員さんのこと等を思い描いているようでした。でもその時はまさかそんなに早く成婚されるとは思っても見ませんでしたが・・・
・・・616につづく
<616>幸運の女神、それは先生!
1月19日(木)掲載
JMA立川相談室は仕事後に来室されたい会員さんの為に毎週月曜日か木曜日等に営業時間を午後8時頃まで延長して対応しています。谷優さんも時々その日を活用されていましたが、そろそろ梅雨入りかという6月2日(木)の6時半頃何時ものようにフラッと現れました。Oさんが「震災関係の混乱は少しは落ち着いたの?」と聞くと「以前と同じようには行きませんが、一時期よりは良くなりました。入会の方なんかはどうですか?」と答えるので、Oさんは先日考えていたことを思い出し、「5月は大分入会者も増えましたよ。そう言えば、とてもハキハキして明るい感じの女性が入会したよ。『はい』『はい』ととても返事がハキハキして感じが良い方ですよ。プロフィールを見てみる?」「僕に合うような方ですか?でしたら是非お願いします」「シャイで無口なあなたには丁度良いかもしれないと思うよ。ほら、この方ですよ」とプロフィールを差し出すと暫くじっと注視していました。やがてOさんが「谷さんどうするの?会ってみればいいじゃない?山野福子さんと言うんですけど、恐らくお薦めればお見合いはしてくれると思うよ!」「分かりました。Oさんにお任せします」Oさんは早速山野さんに「山野福子様 入会早々ですが、あなたにお薦めしたい方が居られます。近々にお越し頂けませんか?JMA立川O」とメールすると「こんにちは。ご連絡どうもありがとうございます。今週の日曜日に伺ってもよろしいでしょうか。ご都合の良い時間はありますか。山野福子」と返信があり、6月12日(日)に来室されたのでした。
「山野さん学校の方もお忙しいのに早速来て頂いて有難うございます。実はうちの男性会員さんでお薦めの方が居ますのでご紹介したいと思います。実はこの方は・・・」とお花見以来のこと等を説明し、「でも、無口でシャイなところはあるけど、とても誠実で良い方だと思いますよ。明るいあなたには合っているかも知れませんね」「はい、分かりました。私も是非お会いしてみたいと思います」等のやり取りがあり、お見合いは翌週の6月19日(日)14:00JMA立川と決まったのでした。お見合い当日、谷さんはいそいそと一時間近くも前に暑い中ネクタイ姿で現れ内心期待している様子が伺えました。山野福子さんは落ち着いた清楚な何時もの感じで10分くらい前に来られ、直ぐにお見合いコーナーでOさんお引き合わせのもとお見合いがスタートしました。WさんとOさんがカウンターコーナーで他の会員さん達とお話をしていると、お見合いコーナーからは二人の楽しそうな笑い声と山野さんのいつもの「はい。はい」というお返事が聞こえて来ました。「あれ、谷さん今日は結構お話できているようですね」とOさんが言うとWさんは「お相手によるんですかね。結構喋っていますよね」と応じ、良い雰囲気で直ぐ1時間程が経過した頃「外で何か冷たい物でも頂いて来たら如何ですか?」と言うWさんに促されて二人は外に出て行きました。そしてお見合い結果は「交際希望です」とお二人ともほぼ同時刻の5時過ぎにメールで送られて来て交際がスタートしたのでした。そしてその交際は・・・
・・・617につづく
<617>順調すぎる?交際
1月26日(木)掲載
期待に胸を膨らませて交際に入った谷優さん。次の週末の土曜日にデートのお約束が出来たとのメールも入りましたので、Oさんも順調なスタートにもしかしたら上手く進むかなとの予感と期待を抱いたのでした。そうしていると、翌日の日曜日には「JMA立川 O様いつもお世話になります。昨日、山野さんと国分寺の駅ビルの中にある、お蕎麦屋さんに行きました。とても楽しかったです。次回は、来週土曜日 お会いする予定です。また、ご連絡致します。谷」とメールがあり、その翌週の7月3日(日)には二人から相次いで前日の報告が「お世話になっております。ご連絡差し上げず、申し訳ございませんでした。谷さんとは楽しくお付き合いさせて頂いております。先週ランチとお茶をし、昨夜は、国立のレストランで夜ご飯を一緒に食べました。また、昨日『結婚を前提にお付き合いしてください』と言われ、よろしくお願いしますとお返事致しました。来週は山中湖まで行く約束をしています。取り急ぎご報告致します。
山野福子」「JMA立川 O様
いつもお世話になります。谷です。メールでのご報告ご容赦ください。昨日、山野さんとお会いしました。見合い後、二回しかお会いしてませんが、一緒にいて、とても楽しく、違和感が全くないので、思い切って、結婚を前提としたお付き合いを申し出ました。自信がまったく無かったので、良いお返事を頂けてとても嬉しかったです。来週末もお会いする予定です。また、ご報告します。ありがとうございました」そしてその後は谷さんからのメールはなく、その代わり夜来られて直接報告されるようになりました。山野さんは学校の仕事が忙しいようで、その都度メールでキチンと報告して来られました。
7月10日(日)には「こんばんは。山野です。昨日の土曜日、谷さんと山中湖にほうとうを食べに行って来ました。色々な話しができて、楽しかったです。来週末はランチをして、谷さんの働いている工場を見せてくださるとのことでした。また、谷さんのご両親がいらしたら、お茶でも一緒にしましょう、家の中もよかったら見てください、と言ってくれました。会っていて楽しいので、このまま交際を続けられたら、と思っています」
7月16日(土)には「こんにちは。今日は谷さんと府中でランチをしたあと、ご両親にお会いし、谷さんのお住まいを見せていただきました。緊張しましたが、ご両親は、とても優しそうな方でした。あさっても、会うことになっています。会うのが段々楽しみになってきました。取り急ぎご連絡まで。今後ともよろしくお願いします。山野福子」とのメールがありましたのでOさんは早いながらもそろそろ山場が来たと感じ「山野福子様お早うございます。ご報告有難うございます。暑い中でも順調な交際のようで何よりです。ところで堀さんのご実家も見てご両親にも会われたとなると、割合近い時にプロポーズされることも考えられますがあなたはそのようになった場合はどうお考えでしょうか?暑い中お仕事もお忙しいと思いますが、ご自愛ください。JMA立川O」と問いかけると「プロポーズはお受けしたいと思っています」と明快なお返事があったのでした。
二人はその後もデートを重ね、彼女は心配なご自分の離島への転勤のことを谷さんと話し合っているとのことでした。結婚を前提としての交際に入ると、お住いやお仕事のこと収入のことなど具体的に新生活についてのお話をして頂き、その上で解決の困難な大きな問題がなければプロポーズへと進んで行きます。お二人はいよいよプロポーズに近い段階までその交際を深められて来られたのでした。7月25日(月)には夕刻に山野さんが、そして夜は谷さんがそれぞれ来室され、Oさんから結婚の意志の最終確認を受けました。山野さんは「先日もメールでお伝えしましたように、プロポーズされたら喜んでお受けしたいと思います」と嬉しそうにお話されました。ところが谷さんは・・・
・・・618(2月16日木)へつづく
NEW
<618>頑固な男
2月16日(木)掲載
いつものように夜7時前に来室された谷優さん。Oさんが「夕方山野さんが来られましたよ。転勤の場合のこともあなたにお話したので、安心してあなたからのプロポーズをお受けするつもりですよ。良かったですね」と話しかけると「知り合って未だ1ヶ月程なのに、プロポーズは早すぎるんじゃないですかねぇ。もう少しお付き合いしてからで良いんじゃないですか?」と意外なお答えでした。Oさんは更に「未だ早いと言われるけれど、彼女は既にあなたの仕事場やお家も見て、ご両親にもご挨拶されているんですよ。彼女のご両親からすると、あなたが何時ご挨拶に来られるのかとお待ちしている状況だと思います。この状態でグズグズしていると、女性側に男性への不信感が生まれて来ないとも限りません。もともとあなたは2回目のデートで結婚前提の交際を申し込んだし、あなた自身がスケジュールを早めて来たんですから」とお話しても「1ヶ月くらいではまだまだ分からない面もあるし、もう少ししてからで良いのではないですか?」と繰り返し答える始末でした。1時間以上のお話合いの末Oさんの「男性はともすると、最初に描いたイメージでことを運ぼうとする傾向があります。まるで仕事の事業計画のように工程表を作成したらその通りにしなくてはならないと思いこんでいるようです。ご縁は計画通りに運ばない事も多いですよ。その時々でキチンとお相手のお気持ちも考えて判断しないと、縁は逃げて行きますよ。そんな方も今まで見て来ましたから」と諭すと、さすがに谷さんも「分かりました。Oさんが僕のことを心配してくれて言って頂いていることは良く分かります。近々プロポーズしてご両親にもキチンとご挨拶します」と約束して帰って行きました。
もう大丈夫だろうとOさんがWさんにも話をして朗報を待っていると、7月30日に「お世話になっております。山野福子です。今合宿で、○○湖に来ています。合宿の前日の28日夜、谷さんとお茶をして、帰りに車の中で「あなたと結婚したいと思っています。プロポーズするのは初めてだし、どういう場所でするのか分からないし、時間もなかなかないのでこんな所で言いますが、これは誰に言われたからとかではなく、自分で考えて言っています。
ちゃんとしたプロポーズはまたきちんとしたいと思っていますが、結婚したいと思っています」と言われました。「はい」と返事をして、「大分早いですが、決めてしまって大丈夫ですか?」と聞くと、「私は早いとは思っていません。2回目に会った時に、この人とずっといるんだろうな、と思いました。パズルの最後から2番目のピースがカチッとはまった気がしました」と、説明してくれました。近々私の両親に挨拶に行きたい、指輪は一緒に買いに行きましょう、とも言われました。あまりにどんどん進んで行くので、「はい」としか言えなかったのですが、堀さんが積極的に進めてくれて嬉しいです。またご報告いたします」とメールがあり、何とか福を掴んだようでした。
その後成婚退会したお二人でしたが、仕事も多忙の彼女は新生活を思うと家事分担を谷さんが本当にしてくれるか心配のようでした。これにはOさんが「男の私が言うのも変ですが、最初が肝心ですよ。谷さんも洗い物やごみ捨ては大丈夫のようですし」と言うと「そうですね。やってみます」との前向きなお返事がありました。初めての男性だけの催し男気会は8人程のメンバーで10月15日(土)に立川市内「うのや」で開催されまして、他の成婚者に交じって谷優さんも元気に参加されました。「既に入籍されて新婚生活が始まったようですが、どうですか?新婚生活は?」とOさんが問いかけると「ごみ捨て係りにされてしまいましたよ。僕の仕事はごみ捨てです」と幸せな中に現実の生活が滲み出たお答えで、本当に地に足のついた生活に入ったんだなと感じました。これからもお二人で協力して良い家庭を築いて行って欲しいものです。「おめでとう、福子さん、優さん」お幸せに!!
・・・了
60話 遅れて来た男
会員女性:33歳 2年3ヶ月で成婚。
会員男性:38歳 3ヶ月で成婚。
*結婚式は来年2月25日(土)の予定。
<609>7Kg痩せて入会した男性
12月1日(木)掲載
2011年6月12日(日)は相談室内でのお見合いはなく、午後の会員さんの途切れた時間、OさんとWさんは他相談所との連絡やファイルの整理をしていました。するとそこに突然男性が飛び込んで来て、応対に出たOさんの顔を見るや、「こんにちは。あのォ僕を覚えていますか?」「あっ、確か去年の暮来ましたね。直ぐ入会するようなお話でしたので、楽しみに待っていたんですよ。何かあったんですか?」「いえ、ちょっと色々あって。それで入会申込書をなくしてしまったんですけど、申し訳ないですがまた頂けますか?今度は直ぐ入会手続きさせて頂きますので」「分かりました。まぁ兎に角お掛け下さい」のやり取りがあり、Oさんが「高松正直さんですよね。半年経ったけど何かあったの?」と記録ノートを見ながら聞くと「それが、会社で2月に昇進の話があり、婚活するなら昇進後の方が有利かな?と思ったり、チョット太っていたのでダイエットしてから入会した方が良いかなと思いましたんで・・・」「何キロ痩せたの?」「今で7kg、後3kgくらいはと思っています。ジムに行けば直ぐ痩せるんですよ」ととても分かり易く半年遅れの理由を説明してくれ、「実は僕は6月6日で38歳になったんですよ。急いで手続きさせて下さい。申込書を書いて来ますので15日(水)は如何でしょうか?」「うちは大丈夫ですよ」との話で6月15日(水)に再び来室されて手続きを済まされたのでした。
思い出せば今年1月頃は30代前半の女性会員さん達に「今度感じの良い男性が入会すると思うよ。そしたらお見合いしてみる?」等とOさんもWさんも期待して話していたのでした。萩山奈々枝さんは「あっその方、私一番にお願いします」と嬉しそうに話され暫くは「もうそろそろ来るかな?」との会話が続いていました。でも2月も過ぎその後大震災もありましたのでOさんも「何かあったのかも知れないね。残念だけど何れまた来るでしょう」話したりしているうちに4月も過ぎ、ゴールデンウイーク頃からは入会希望者が立て続けに来られて、高松さんの話題も出なくなっていました。
そんな時に半年遅れで彼は現れたのです。勢い込んで入会した高松さんはその後・・・
・・・610につづく
<610>求める女性像
12月8日(木)掲載
6月15日に勢い込んで入会した高松正直さん。その後7月2日(土)に再び来室され、これからの活動の具体的な相談をされました。彼はこれまでもそれなりにお見合いや交際はあったようですが結婚までは至らず、やはりキチンと親身にお世話してくれる相談所にお願いした方が良いと考えて入会されたとのことでした。お仕事にもしっかりと取り組まれている様子で浮ついたところもなく、お話の端々に会社の中でもお客様からも、またご友人からも好かれるお人柄の良さが伝わって来ました。女性相談員のWさんが「高松さんは真っ直ぐな性格のようだけど、どんな女性が良いんですか?そこをキチンとしないと中々ご縁に繋がりませんからね」とお話すると、「僕は信用第一の仕事をしているし、落ち着いていられる家庭をしっかり守ってくれる可愛い女性で年齢は35歳位までの方が良いんですが、居ますかね?そんな人は?」と答え、まだ不安げでした。
Oさんが「あなたはもうお考えがキチンと決まっているようですね。それなら大丈夫ですよ。家庭的でしっかりお家のことはやりながらあなたを支えてくれる思い遣りのあるあなたに相応しいような可愛い女性はJMA立川にも何人かおりますから。でもあなたの好みのタイプもあるでしょうから」と話しているとWさんが「この前からOさんとは相談していて何人か候補者は居るんですよ。プロフィールを見てみる?」と言ってJMA立川の女性会員さんのプロフィールファイルを持って来ました。高松さんは「もう候補者を選んでくれていたなんて嬉しいです。僕はOさんとWさんが薦めてくれる方とお見合いしたいです。間違いのない方でしょうから」と目を輝かせて答え、私達を全面的に信頼してくれたようでした。「分かりました。そうするとまずこのお二人の方とお見合いを組みましょう。実はもともとあなたが1月に入会すると女性会員さんにお話した時に『私一番にお願いします』と言っていた萩山奈々江さんと最初にしましょう。それからもうお一人のMさんとも、彼女にも既にお話はしていますから大丈夫ですよ」とお話すると「分かりました。お任せします。それともうお一人IBJでお申込みが来ていた方も気になるのでお願いします」「分かりました。では3人の方と順次設定しましょう」とお話が決まり、Wさんも「奈々チンとMちゃん、二人とも良い娘ですよ。可愛いし、しっかりして家庭的だしね」
Oさんは急ぎ二人に連絡メールを送り奈々江さんとのお見合いは7月17日(日)、Mさんとは24日(日)何れも14:00にJMA立川と決まり、IBJの方とはその間の23日(土)に設定したのでした。Oさんはこの3人の日程にも高松さんが判断し易いようにできるだけ短期間に集中するように配慮して進めたようでした。そして、最初のお見合いの日は暑い7月17日(日)。奈々江さんとのお見合いの日、彼女は早目に来て涼んでいましたが高松さんは5分前になっても現れず、どうしたものかと気をもんでいると、ジャストタイムで「済みません。車が凄く混んでいて失敗しました」と汗かきかき、でも爽やかに飛び込んで来ました。Oさんが「直ぐにお見合いで良いですか?」と聞くと「はい。大丈夫です」と元気に答えお見合いコーナーで無事お見合いがスタートし、直ぐに楽しそうな笑い声が聞こえてきました。小一時間経った頃、Wさんが「随分楽しそうにお話が弾んでいるようだけど、どこか喫茶店にでも行って冷たい物でも頂いて来る?」と誘い水を向けると、二人仲良く出掛けて行ったのでした。そして、その日の早い時間に二人から交際希望のメールが入り、携帯電話番号を交換して交際に入ったのでした。そして彼は・・
・・・611につづく
<611>ドンピシャ!爽やかデート
12月15日(木)掲載
そして、高松さんは翌日の7月18日の海の記念日の朝にはお見合いの報告と今後の交際の進め方についてのご相談のために再び相談室に来られましたが、もう萩山奈々江さんにほとんど決めているかのような口ぶりでした。高松さんはお仕事も忙しい中、後2回のお見合いをこなしながら、その間に奈々江さんとも最初のデートをするなど精力的でした。7月30日(土)には2回目のデートを土曜出勤の彼女に合わせて原宿でディナーをし、31日(日)には相談室でその様子を報告してくれ、次回は8月7日(日)に高尾山デートとのことでした。高松さんは一目ぼれ状態のようでしたが、「未だ萩山さんがどう考えているか分からないから」とよいご縁ならばより慎重にと考えられているようでした。そこでOさんは奈々江さんがどの様な心境か具体的に確認しておいた方が良いと考えメールを送りました。「萩山奈々江様:こんばんは。お忙しいですか?高松正直さんが夕刻こちらに来られて報告して下さいました。次回はあなたの提案で高尾山ビアガーデンだとか、良いですね彼も嬉しそうに話してくれました。あなたの方からもまたご報告頂けると嬉しいです。良い交際になりますように!!JMA立川O」すると「O支社長様いつもお世話になっております。私も報告を入れようと思いながら、今回土日が出勤だった為、連絡が遅くなりました。申し訳ありません。一昨日、高松さんと二度目の食事をしました。私が仕事だった為、都内でお会いしました。彼のチョイスのレストランもとても良く、ゆったりした雰囲気の中でお話出来ました。お互い価値観も近いところがあり、共感出来るところも発見出来ました。ビールが好きなようなので、ビアガーデンの事も話の流れで提案してみました。高松さん的には、今のところ交際に対して意欲的なのでしょうか。そうであれば、私も彼にキチンと向き合っていこうと考えています」と返信があり、奈々江さんも好意を抱いており前向きであるようでした。Oさんは更に「彼はあなたの体調を心配していました。高松さんは私たちと相談して決めた3人の女性とのお見合いは終わり、あなたに集中してきちんと結論を出す考えです。とても真っ直ぐで裏表がない方ですので心境は分かり易いです。今現在はあなたのことで疑問に思ったり食い違いを感じるところはひとつもありません。性格も含め凄くタイプの方だと思っているようです。このまま交際を続けてお互いの色々な面を見て、お互いに結婚のお相手として良いかを見極められたら良いと思っておられます。私からもあなたが高松さんに集中して交際されるようにお薦めします。しっかり幸せを掴んで下さい。何でもご相談下さい。よろしくお願いしますJMA立川O」
1週間後の8月7日(日)WさんとOさんがそろそろお昼にしようかと思っていると、スポーティーなジョギングウエアで奈々江さんが現れました。Wさんが「そうだ。奈々チン今日は高松さんと高雄山に行くんだったんだね」と話しかけると「そうです。二人とも運動は好きなので下から歩いて登ろうと言うことになったんです」「えっ、でもビアガーデンに行くんでしょう?ケーブルカーで行くんじゃなかったの?大丈夫?」とOさんが言うと「二人とも若いですから、大丈夫ですよ。ご心配頂かなくっても・・」と元気に出掛けて行きました。この夏は雷雨が多く、その日も3時頃から雲行きが怪しくなって遠くから雷鳴が聞こえて来ました。「大丈夫かなぁ、あの二人」とOさんが4階の窓から高尾山の方を眺めると既に雷雲で山はすっぽり覆われている状態でした。Wさんも「早めに頂上に辿り着いていると良いんだけど。けど大丈夫ですよ、若いんだから。何かあった方が良かったりして」と爽やかカップル故にあまり心配していない風でした。するとその夜のうちに高松さんから正式に結婚前提の交際を申し込んだ旨の報告メールがありましたので、Oさんは進展の早さに多少驚きながら翌朝奈々江さんに確認のためのメールを送ったのでした。「萩山奈々江様 お早うございます。昨日は雷雨は大丈夫でしたか?大体そんなことがあると、思い出の日になったりするなんて思いながらおりました。高松さんからは昨夜報告メールが届いておりました。『正式の交際を申込み、あなたにも了解いただきました』とのことですので、彼には下記返信致しました。『高松正直様 お早うございます。ご報告有難うございます。昨日は雷雨は大丈夫でしたか?素直にお互いを思うお気持ちを双方がお持ちのようだと感じていました。安心して交際を深めて下さい。楽しみながらお互いを確認して行ってください。ご意向に沿いプロフィールに交際マークを付けます。交際マークを付けると他の方からのお申込みは無くなります。この交際に集中して下さい。また、ご報告お待ちしています』よろしくお願い致します。JMA立川 O」そしてその後は・・・
・・・612(12月22日木曜日)につづく
<612>直球勝負
12月22日(木)掲載
そして8月14日(日)には何時ものように夕刻相談室に現れた高松さん。高雄山デートの報告の中で「彼女のことを大切にしたい」と結婚に向けての決意の言葉も聞かれました。Wさんは「それじゃ、次回は具体的に結婚後の住いや仕事のこと等を話した方が良いでしょう。奈々チンをよろしくお願いします」と答え爆笑のうちに次のデートが楽しみで仕方がない風でした。「お互いの気持ちが分かり、安心して順調にその後もデートを重ねる二人。8月21日(日)には20日(土)に表参道で食事を共にしたとの報告に高松さんが再び報告に来室され、「住いはお互いの仕事の中間点くらいで良い」とか「私は旦那様のためにちゃんと食事を作ったりすることを望んでいる。仕事は辞めても良いと思っている」等の具体的なお話し合いをしたことを報告してくれました。そして高松さんからはもうプロポーズを何時すれば良いかの質問も出て来たのでした。
正に直球勝負!ここまで来たらいよいよ纏めの時期と判断したOさん、早速萩山奈々江さんにメールを送りました。「萩山奈々江様:お早うございます。高松正直さんが昨夕来室されました。20日(土)の表参道でのデートのご報告でした。お住いのことや、お仕事のことなど率直に話されたようで良かったと思います。彼は脇目も振らず真っ直ぐあなたに向かう気持ちでいっぱいですね。あなたからもご報告頂けると嬉しいです。富士山は天気が変わり易いので気をつけて行って来て下さいね。JMA立川 織田」すると「いつもお世話になっております。ご報告遅れました。先日の土曜に高松さんとお会いしました。彼からはきちんと、結婚前提で話が進められ、私も自分の考えを伝えました。以前の私でしたら、自分の事を優先して考えてしまいがちで、仕事についても自分の思うようにやりたいと思っていた方ですが、彼との付き合いが進むにつれて、家事に支障が出ない程度の仕事についてもいいかな、と思うようになりました。それが高松さんに前回うまく伝えられたか少し不安ではありました。なかなか会って一ヶ月ほどだと、まだお互い理解しきれていないところもあると思いますし、お互いの情が出るのもこれからの事とおもいます。今後も前向きに彼と向き合っていきたいと思います。以上、報告でした。萩山」と慎重ながらも着実に結婚に向かっている様子が感じられました。そして、その後も順調に交際が進み、毎週お食事やショッピング、そして登山と楽しみながら交際が深まって行きました。
9月11日(日)珍しく午前中に来室された高松さん。前日土曜日の御岳さんへの登山デートの様子を楽しそうに「御岳さんにも下から歩いて登りました。奈々ちゃんも凄く元気で、体を動かすのが好きなんですよ。帰りは五日市側に下りて、つるつる温泉に入り、1時間ほどかけてバスで武蔵五日市駅に出ました。本当に彼女は真面目で可愛くて・・・」ともう大好きで仕方がないと言う様子でした。Oさんが「ここまで来たらもうプロポーズだね。これはタイミングがあるからね」と言うと「そうですね。奈々ちゃんが受けてくれるようでしたら、もうプロポーズしたいです。ただ、僕は結構お日柄なんかに拘るのでお彼岸の時期は避けて、10月8日(土)にしたいと思っているんですが・・」「それは少し先延ばししすぎですね。こんなことにはタイミングがとても大切だから、もう少し早くした方がよいですよ」とアドバイスすると「9月17日(土)に彼女が美女と野獣のチケットを取ってくれたので、その後、盛り上がった気持ちの中でプロポーズするのはどうでしょうか?」「それは良いじゃないの、盛り上がった気持ちで『僕と結婚して下さい。必ず幸せにします』とハッキリ言って下さい」とOさんとWさんが口を揃えて言うと、彼は納得した表情で「頑張って来ます」と言って帰って行きました。ところが・・・
612(12月29日木曜日)につづく
<613>予定変更?
12月29日(木)掲載
9月17日(土)のプロポーズを決めて帰ったはずの高松正直さんから当日の朝Oさんにメールが入っていました。何だろうと思いつつOさんが開封すると「いつも大変お世話になっております。今日、奈々さんと劇団四季の『美女と野獣』を観に行きます。そのあと、軽く食事をします。当初はこの食事の時にプロポーズをする予定でした。しかし、劇団四季の舞台が午後9時に終わるようで、その後だとゆっくり食事ができないことと、暦があまり良くないことから、プロポーズは19日(月祝)に行う事にしました。19日は、横浜で午後6時から食事をする予定になっており、レストラン・アルテリーベは予約済です。プレゼントにブルートパーズのピアスを準備してあります。智美さんには19日のことは内緒にしておいて下さい!結果については、またご報告致します。宜しくお願いします」と飽くまでもお日柄と演出には拘りのある高松さんでした。
20日(火)は相談室が定休日でしたので、Oさんは水曜日の朝報告メールを楽しみに相談室にやって来ました。そしてメールを確認すると、まずは高松さんからは19日深夜メールが届いており、「いつも大変お世話になっております。本日、先日申し上げた通り、横浜のレストランで奈々江さんへプロポーズしました。結果は、喜んで受け入れてくれました。一週間ずっと不安だったので、ホッとしました。本当に良かったです。今までいろいろとありがとうございました。また、改めて御挨拶に伺います」とホッとした様子の内容でした。Oさんはすぐに返信で「高松正直様:お早うございます。まずは、おめでとうございます。早く良い方に出会えてよかったです。お二人の誠実さと信頼感があれば、これからの人生乗り越えて行けますよ。
本当に良かったですね。早目に親御さんへのご挨拶など首尾よくされますように。こちらに来られてのご報告も楽しみにしています。JMA立川 O」
そして、萩山奈々江さんからは20日朝メールで「いつもお世話になっております。先日、19日に高松さんよりプロポーズをお受けした事を報告します。場所は横浜でした。素敵なシチュエーションで、彼も色々と考えてくれていたのだと思います。天気も味方してくれたようです。また彼のほうからも報告があると思いますので、よろしくお願い致します。萩山」と予想していたとはいえ、とても嬉しい報告メールがありました。早速Oさんは「萩山奈々江様:お早うございます。まずは、おめでとうございます。本当にお二人は出会うべくして出会ったのかも知れませんね。あなたが相談室に居られた時間も無駄ではなかったと、ホットしております。
これからご両家のご挨拶など忙しくなると思いますが、早目に済ませて、その後お二人で結婚式や新婚生活の段取りをされたら良いと思います。一番楽しく幸せな時になりますね。また、こちらにこられてのお話を楽しみにしております。JMA立川 O」
双方がJMA立川の会員さん同士でとても順調に交際から成婚へと進んだお話でしたが、真っ直ぐな高松さんと、素直な気持ちで受け入れた奈々江さん。お二人のお人柄が良い結果に繋がったようです。お幸せに!!
・・・了
59話 年下の男の子
会員女性:33歳 1年7ヶ月で成婚。
男性:30歳 JMAグループ・ジューンブライド千葉会員。4ヶ月で成婚。
*結婚式は12月3日(土)の予定。
<604>清楚な娘さん
10月20日(木)掲載
2010年12月は前任Y支社長からO支社長への引き継ぎ期間でした。そのころ入会相談に来室された近隣市にお住いの岡山あおいさん31歳は1月がお誕生日と言うことで、「直ぐ32歳になりますから」と入会を急がれている様子で、年明けの1月早々に入会することになったのでした。年も明けその後のご連絡をお待ちしていると「JMA立川Y様O様 岡山あおいです。先日は丁寧にご説明いただきまして、ありがとうございました。今月よりお世話になります。予定通り9日(土)11:00に入会手続きに伺いますので、よろしくお願い致します」とメールが入り、当日来室されると入会手続きをし、お写真撮影もされて、1月下旬から本格的な活動を開始したのでした。
当相談室では入会されると、まず相談員と良くお話合いをして「どういうお相手を希望されるのか?どのような結婚生活を望んでおられるのか」を確認します。この考えがキチンと固まり、ご本人と相談員が一体となって婚活をしてこそ良い結果が得られると考えています。彼女の場合も入会手続き後再び来室されると、その確認のお話合いをしました。彼女は「私もあまり贅沢言える身ではないと思いますので」と謙遜しながら「背の高い方で、明るく思い遣りがある方、年齢は5~6歳上まで」と極一般的で、学歴や年収にもあまり強い拘りはないようでした。早速お申込みも開始しましたが、案の定直ぐにお見合いOKが来て最初のお見合いは2月27日(土)新宿京王プラザホテル45階オーロララウンジと決まったのでした。
最初のお見合いでは思うようなお相手に巡り合うことはできませんでしたが、その後も時々来室されて熱心にお申込みもされ、またご自宅からネットでのお申込みにも熱心でした。もともと見た目も可愛い美しい方ですのでお申込みを受けることも多くなり、プロフィールを見て良さそうな方に絞ってお見合いを組むものの、順調にお見合いは組めている状況でした。若い女性とか見た目の綺麗な女性、所謂イケ面の男性、高収入の男性は放っておいてもお申込みは沢山来ますが、JMA立川相談室ではお申込み受けるだけでは受け身に終始して自分を見失うことも多いと感じ、自分からも能動的にお申込みをするようにお薦めしています。また、お申込みをすることによって、お相手相談所にも本人の認知を上げる事が出来て、お申込みを受けることが増えることにも繋がります。あおいさんもその方針に素直に従い活動されていましたので、Oさんも早い段階で良縁に巡り合えるものと感じていました。
とは言うものの、一生でたったお一人の方を見つけるのですから、数回のお見合いではこれだと言うお相手に出会えない場合もあります。あおいさんの場合は良さそうな方には出会えたものの、結婚に踏み切れるような方は現れず、数回のお見合いを重ねる間に既にその年の秋も深まって行きました。
「もう、私にはいい人は現れないのではないでしょうか?私がわがままな希望を言っているからなんですかね」と悩みをぶつけて来ることも多くなりました。
Wさんはそんな彼女に「いいじゃない。活動はまだこれからよ。思ったようにやれば。ほらOさんが見つけてくれた背の高い感じの良い人がここにもいるよ。あっ、でもタバコ吸うになっているけど。どのくらい吸うのかは会って確認すればいいじゃないの?」と所沢相談所の男性へのお申込みを薦めたのでした。「本当ですね。結構カッコいい方ですね。タバコを吸うことが少し気になりますが、是非お申込みしてみます」と素直にお話に乗る性格の良いあおいさんでした。そうすると・・・
・・・605につづく
<605>折れかけた気持
10月27日(木)掲載
所沢の相談所はJMA立川とも頻繁にお見合いを組む間柄で、Aオーナーも親身になってお世話されているお人柄の良い方です。ネッでのお申し込み後、 Oさんは早速電話して「うちの中でも本当に優しい、お気遣いのできるお薦めのお嬢さんですよ。綺麗で可愛いことはもちろんですが、よろしくお願いします ね。ところで彼はタバコを吸うとなっていますが沢山吸うんですか?」と言うと、Aさんは「ほう、そうですか。なるほど綺麗なお嬢さんですね。分かりまし た。彼はとても忙しい人だけど、捕まえて良くお薦めしてみますから。タバコは勿論相談所では吸いませんし、そんなに沢山は吸わないんじゃないかと思いま す」と応えてくれました。その後半月程お待ちしているとお見合いOKのお返事が届き、お見合いは11月も後半の晩秋の趣の20日(土)13:00於:所沢 相談所と決まったのでした。
前日にお見合い確認メールを送りますと「ご連絡有難うございます。頑張って行ってきます」と期待に胸を膨らませている様子でした。「今度こそ何とか 良いご縁であると良いのだが」とその日の午後もOさんは会員さんの応対をしながら、結果を気にしているようでした。すると夕方になってあおいさんから少し 弾んだ声で電話があり「相談所では少し居ただけで、ご紹介を受けたら近くの喫茶店に行って、結構長く話していました。その間タバコも吸わなかったし、良さ そうな方だったので、交際希望でお願いします。明日またそちらに伺いますので」とのご報告でした。結果を直ぐ所沢のAさんに電話してお伝えすると、間もな くお返事があり交際に入ったのでした。
翌日、夕方相談室に来られたあおいさん、カッコいい彼との今後の交際に期待しているようで、嬉しそうにデートの場所等のお話をされて行きました。 「何とか上手く進んでくれたら良いのだが」とOさんもWさんも思っていますと、その後も時々会社帰りの夜等に相談室を訪れ報告がありましたが、お仕事が忙 しいと言う彼とは連絡も頻繁には取れず、会うこともままならずで日毎に悩みが深くなって行くようでした。所沢のAさんにお聞きしても「中々こちらとも連絡 が取れずに困っているんですよ。折角良いお嬢さんとのご縁なのに。申し訳ないですね。でも彼はもてるからなぁ」とのお言葉。そして、年明けには一度お会い したものの、心のすれ違いも大きくなり、「カッコは良くても誠実さが感じられない」と感じるようになり、結局交際終了となったのでした。
期待した分だけがっかりする気持ちも大きく、OさんもWさんも心配していましたが、けなげに「頑張らなくっちゃ!!」と言いながら、自分を鼓舞する ようにお申込みを続けるあおいさんでした。「何とかしてあげたい。こんな良い娘には必ず良いお相手が居るはず」と思っていると、良さそうな方からお申込み が来たりしてお見合いもあり、交際が進みそうに感じられたお相手も居ました。しかし、そのご縁も繋がらず、5月8日(日)流石にガッカリして、でも笑顔を 絶やさずに現れたあおいさんにWさんは・・・
・・・606につづく
<606>年下の男の子へのお申込み
11月3日(木祝)掲載
5月8日(日)の13:30頃来室されたあおいさんは「ずっと一所懸命お申込みもして来、ましたが、本当に私にも良い方は現れるんでしょうか?カッコもあるけど、誠実な人が良いです」と思いを語られました。WさんもOさんも「そうやって悩んでいると、必ず現れるものなんですよ。あなたは別に高望みをしている訳じゃないし」と慰めると、少し気を取り直したように「そうですよね。また、頑張ります」と言ってPCでお相手検索などをし始めました。当日は丁度、4月末締めで新しく登録されたJMA会員のプロフィールの整理をWさんが行っていましたが、Wさんはこれからファイルに差し込もうとしているJMAグループのジューン・ブライド千葉の新入会者のプロフィールを見て、「あっ、あおいちゃんここにもいるわよ。背の高い人が。あなたは背の高いのだけは外せないから。どう申し込んでみたら!年下だけど!」と言うと、PCコーナーにいたあおいさんは直ぐカウンターの所に来てそのプロフィールを見て「えっ。でも三つも年下ですよ。お申込みしても受けてもらえるんですかねぇ」と少し不安げでした。
「何を言っているのよ。Oさんに言ってもらえば千葉の先生も押して下さるわよ。第一カッコよくて誠実そうな感じで、何か高校生みたいじゃないの!!」とWさんが元気づけている様子を見ながらOさんは早速ジューン・ブライド千葉へ電話しS夫人に「今度入会された30歳の男性ですが、この方は年上の女性でも大丈夫でしょうか?こちらはとても気立ての良い娘さんで、とても綺麗で気さくな方です。JMA立川でも特にお薦めの方なんですが・・・」と言うと「年上でも大丈夫だとは思うけど、Oさんがそんなに薦める方なら本人が近々に来ると思いますのでお薦めしてみます。ところでお歳は一つ上?」「いえ」「あっ、じゃぁ二つね」「いえ、三つ上の33歳なんですけど」「えっ!三つ上?うん、まぁいいか。お薦めしてみますから少しお待ち下さいね」「よろしくお願いしますね」電話を切るとOさんは直ぐにお申込みを正式なメールにして送ったのでした。
そうしてお待ちしていると5月11日に「お申し込みありがとうございました。当方、川島保(かわしま たもつ)が貴支社女性様にお会いさせていただきますので、日程の調整方宜しくお願いいたします。5月28日(土)もしくは29日(日)のいずれかの日に当社にてのお引き合わせでいかがでしょうか?」と嬉しい連絡メールがあり、岡山あおいさんに確認の上「ジューン・ブライド千葉S様お早うございます。今日はまた暑い日になりそうです。当方:岡山おあいと申します。今朝未明にメールがきておりまして、5月28日(土)の都合が良いようです。そちらに参りますので、お時間をご指定下さい。一人娘ですがそんな感じがしないような素直な心遣いができる女性です。よろしくお願い致します。JMA立川O」と返信すると直ぐまた「では、岡山嬢と川島のお見合いは5月28日(土)14時半でお願いいたします。岡山様、良いご性格のようで、楽しみに煮しております。良いご縁になるといいですね!千葉S」と決定メールが届き、Oさんは流石Sさんと直ぐお礼のお電話も入れたのでした。
そして5月27日(金)にあおいさんにお見合い前日確認メールを送ると「岡山です。お世話になっております。28日(土)の川島さんとの件、確認しました。雨がひどくないと良いのですが…。女子会も行きたかったのですが、お見合い頑張ってきます!」と少し遠い千葉だけど
期待を滲ませた返信が届いたのでした。そして当日はJMA立川女子会の為、相談室は16:00からは女性だけの時間となり、Oさんは男性会員さんと一杯やりに出掛けました。そして、夕刻、あおいさんからはOさん携帯電話に交際希望との連絡があり、翌日OさんがPCを開くとジューン・ブライド千葉Sさんからもメールで川島さんも交際希望が入っており、早速携帯電話番号の交換をして交際に入ったのでした。そしてそれからは・・・
・・・607につづく
<607>意外?頼りになる年下
11月11日(木祝)掲載
千葉までお出かけした甲斐があって交際に入ったあおいさん翌30日(月)早速報告メールが届き「おはようございます。岡山です。台風が大したことなくて良かったですね。川島さんからお電話いただき、次回は品川のエプソンアクアスタジアムに行くことになりました!日にちは6/8(水)か12(日)です。今度は仕事が忙しくても早めにお会いした方がいいと思うので、8(水)に休暇が取れるようにしたいです。電話の後、「これから色々なところにお出掛けしましょうね」とメールをもらって、なんだか嬉しくなりました!(笑)では、またご連絡しますので、よろしくお願い致します」と前向きで楽しげでした。Oさんは返信で「ご報告有難うございます。川島保さんとのこれからの交際楽しみですね。でもあまり無理しないで、彼が飛ばし過ぎるようでしたら、疲れない程度にして進めてください。若い男性はこれから色々なことを経験し学んで成長して行きます。
本質が素直な思いやりがある方であれば、今足りないことが見えたとしても、先を楽しみに大目に見て差し上げることが大切です。千葉の相談所も会員さんをよく把握しています。もしご心配なこと等あれば何時でもご相談下さい。よろしくお願い致します。JMA立川O」とアドバイス差し上げたのでした。
二人は気が合ったのか、初デート以後もお互いが都合を合わせて(彼が必ずしも土日お休みでないお仕事)毎週お会いしているようでした。川島さんは車がお好きなようで、初デートも彼があおいさんのお家がある日野市に近い所まで車で来てのお食事で、その夜にはもうお互いタメ口での会話になって急速に親しくなって行ったようでした。
あおいさんも真剣で、今回はこのご縁をしっかり手中にしたいと、メールでの報告は勿論相談室にも毎週のごとく来て(会社帰りの夜6時か7時にも時々来られました)詳細の報告をして、OさんやWさんとお話して安心して次に進むという流れでした。2回目以降も丸ノ内ホテルでの夕食、3回目には河口湖ドライブと進み、その報告メールには「急に暑くなりましたね。明日ですが、川島さんと河口湖に行くことになりました!今度は千葉の方にも遊びに行きたいと言っていたのですが、河口湖なら雨でも楽しめそうだから…という提案もあり、またこちらまで来ていただけることになりました。お互い千葉は晴れている日に行きたいなと思っています。
明後日の日曜日、報告も兼ねてお伺いします」とあり、相談室でも楽しそうに「彼年下だけど意外としっかりしているんですよ。結構私のこと気遣ったりしてくれるし」等とお話されていましたが、Wさんから「あおいちゃん、本当に川島さんで良いと思うなら積極的に行かなきゃだめよ。こちらから、『もし結婚したら千葉の方に住んでかまわないです』くらいのこといわなきゃ!」とアドバイスされると、「そうですか?もうそんなこと言っていいんですか?」「その気なら、積極的にそれぐらいしなきゃ!他のひとに取られちゃうよ!!」とまで言われると、素直に「分かりました。ちょっと切り出してみます」と言って真面目な面持ちで帰って行きました。
すると6月26日(日)にあおいさんからメールで「今日ですが、13時過ぎ頃お伺いしたいと思います。その頃なら大丈夫でしょうか?昨日の河口湖も楽しかったです。そして、結婚に向けて進んでいこうという話をすることができました!」との報告があり、相談室に来られてからのお話から考えてもOさんとしては「少し早いけどもうそろそろプロポーズかも知れないね。千葉のSさんにも確認しておきましょう」とお話したのでした。ところがその後直ぐにSさんに電話して聞いても「頻繁にお会いして順調だとは聞いていますが、プロポーズはもう少ししてからじゃないですか?」との反応、おかしいなと思っていると7月1日(金)にあおいさんからメールがあり「先日はありがとうございました。今度の日曜日に川島さんと会う約束をしました。行き先はこれからです。あの後、電話で話をしたのですが、千葉の相談所には詳しくは話していないけど交際順調ですと報告してあるとのことでした。やはりこないだの話がプロポーズ的なものだったのかなぁとも思うのですが、お互いの気持ちは確認できているので、このまま具体的に進めていけたらと思います。もちろんはっきりプロポーズしてくれたら嬉しいですけどね」と報告がありました。女心としては・・・
・・・608につづく
<608>プロポーズは未だ?
女心としては、結婚と言う具体的な言葉まで出して話が進んでいるのにプロポーズされないもどかしさが出て来ていました。
次のデートは7月3日(日)でその報告メールにも「昨日は川島さんとイクスピアリに行った後、時間があったので、明治神宮へ行き、帰りは日野まで送っていただきました。特にプロポーズなどはなく、今まで通り楽しいデートでした。色々これからの話題は出るので『相談所からは、ご両親にご挨拶をして…と言われているよ~』と軽く話をしてみました。最初はまだいいでしょ…という感じでしたが、帰り際には真剣に考えないとという雰囲気でした。きっと男性の方が考えることとかがたくさんあって大変だろうし、心の準備ができてからでいいよとは伝えてあるのですが。今後の流れなどはよく分かっていないようでしたが、ちゃんと考えてくれていることは分かるので安心しました」とあり、もどかしさは残るものの彼の誠実さに自分を抑えながら交際している様子でした。
これはそろそろ何とか彼の方を動かさないと良くないと感じたOさんは千葉のSさんに再び電話して状況をお伝えすると「分かりました。そろそろ纏めて行く段階に入りましたね。大丈夫ですよ。こちらから川島には話しておきますから」と心強いお話がありました。その後も暑い中熱いデートを重ねる二人、ご両親へのご挨拶など段々とゴールに近づく話が多くなって来ているようでした。7月23日(土)にメールが入り「こんばんは。岡山です。今日は川島さんのご両親にご挨拶に行ってきました。お昼もご馳走になり優しそうなご両親で良かったです。
また、帰りに千葉の相談所にも一緒に寄らせていただきました。Sさんご夫妻とも色々お話できて嬉しかったです。来週は川島さんが私の実家に来ます。その後、そちらにも一緒にお伺いしたいと思っています。だいたいの時間が決まりましたら改めてご連絡させていただきますので、よろしくお願い致します」とあり、Wさんと一安心したのでした。するとWさんが「と言うことは、彼プロポーズはしてくれたのかしら?」と聞き、Oさんは「そんなことはメールには書いてなかったね」と答えながら千葉のSさんに電話して聞くと「プロポーズは未だのようなことを言ってましたので、ここまで来たら早くするようにとは言っておきましたけど」とのお話でした。
川島さんがあおいさんの日野のご両親にご挨拶し、帰りがけに相談室に来られる予定の7月30日(土)はJMA立川の「夏の会員さんとの懇親会」の日で、今回は5月以降の成婚者数組の方もご招待してのお祝いの会でもありました。そのためOさんはあおいさんに「こんにちは。懇親会の確認メールです。ご出席のお返事頂いている方にお送りしています。是非お二人でお越し下さい」とメールすると「30日(土)に川島さんと伺う時間ですが、15時~16時くらいになると思います。また、懇親会は私だけ出席しますので、こちらもよろしくお願い致します」と返信があり、プロポーズされたのかどうか不明の為更に「こんにちは。明日はお待ちしていますが、双方へのご挨拶も済まされると、相談所は退会となります。千葉相談所からも聞かれていますが、明日お手続きで宜しければ印鑑をお持ち下さい」と返すと今度はお電話があり、未だプロポーズは受けていないとのことでした。
「早くしてあげれば良いのにね」と言いながら待っていると幸せそうな二人が現れ、Wさんが「まぁ本当に背が高くてカッコいいですね。でもプロポーズは早くしてあげて。昭和記念公園未だ開いているし行って来たら!」と言うと頭を搔き搔き帰って行きました。その夜の懇親会では婚約間近な方として紹介となりましたが、あおいさんはお互いのご両親へのご挨拶を済まされたことで安堵の表情でした。
それから6日後の8月5日深夜「今日、川島さんからプロポーズされ、お受けしました!丸ビルで食事をして、その後夜景を見ながら…でした。ちゃんと『結婚して下さい』と言われて嬉しかったです!今まで色々ありましたけど、本当に婚活続けてきて…、そしてJMA立川で良かったです。ありがとうございました」とのメールが届いて、翌朝それを見たOさんは早速「あおいさん、それは良かったです。とうとうと言うか?やっとと言うか?良かったですね。
頑張りましたものね!!あなたの努力の結果です。おめでとうございます。お母さんにもよろしくお伝えください。晴れやかなお顔でお越しになるのをお待ちしています。JMA立川 O」
出勤したWさんに「あおいちゃんやっとプロポーズしもらったって」「良かったぁ」相談員の一番嬉しいひと時でした。
・・・了
58話 蘇った青春
会員男性:46歳 1年7カ月で成婚。
女性:38歳 JMA駒込の会員:初お見合い
<599>引き継いだ重要人物
9月8日(木)掲載
合唱が大のご趣味の山谷明(やまたに あきら)さん、1964年11月生まれで、大手の会社勤めです。O支社長が前任のY支社長から引き継いで1年経過した2011年の新年は46歳で迎えられましたが、それまでと何の変化もない様子で、あまり結婚に向かって進む雰囲気が感じられませんでした。月に2回くらいは来室されるものの一時期は来られてもファイルを見るでもなく、お申込みするでもなく、私達やそこにたまたま居た会員さんと、合唱のお話しや他の方の趣味や婚活のお話で盛り上がり、何故かご機嫌で帰って行くのでした。お人柄は温厚で、他人のお世話をするのが大好きでそれが生きがいのような方で、皆さんからとても慕われているようでした。
2010年1月、Oさんが引き継ぐ時は前任のY支社長ご夫妻の為にと、成婚退会された男性の方と女性会員の方と3人で幹事役を引き受けて歓送迎会を開催してくれました。会員の方や成婚されたカップルの方が大勢見えた会は、立川市内のイタリア料理店「トスカーナ」で行われ、Yさんご夫妻に感謝する言葉や交際時の思い出話等が飛び出して大変な盛り上がりようでした。そのお世話の様子を見ていても「何故この人が結婚できないのだろう?」との疑問を拭い去ることは出来ませんでした。歓送迎会の後日来室されたYさんにこの疑問をぶつけると、Yさんは一言「彼は言うことを聞かないからね」とつぶやいただけでした。それでもOさんが引き継いでからも数回お見合いがあり、交際に入ってかなりお付き合いをしたこともありましたが、何時も本人の報告とは裏腹に最後にお断りが来るのでした。
「人柄も良く、学歴やお勤めも申し分なく、Yさんの厳しい指導も受けていた筈なんだけど、何が悪いのだろうか?」とOさんは考えて居ましたが、何回かのお見合い、交際を通じてある共通パターンがあることに気が付きました。そう、Yさんが言っていた「言うことを聞かない」のです。それは個々のことに対してアドバイスを聞かないなどと言う事ではなく、JMA立川の会員さんとのお約束事である「交際に入ったら必ずその状況を逐一報告すること」を守っていなかったのです。これでは途中の状況に応じて、結婚に向かって上手く進むようにアドバイスをしてあげることもできず、何時も最終局面(もうプロポーズしたい)になってやっと報告し、女性の方に聞くと「良い方だとは思いますが、結婚のお相手とは考えられません」等と何時もお断りが来る始末でした。
Wさんは何時も楽しそうに合唱のお話をする山谷さんに「山谷さんはもう結婚しなくても良いんじゃないの?だってその方が合唱に集中できるし、そんなに結婚したがっているとも見えないもの」こうまで言われてしまった山谷さんですが、少し苦笑いをするだけで何時もの穏やかな山谷さんでした。そうはいっても何とか良いご縁をとは思うもののOさんにもWさんにも妙案はなく日々が過ぎて行きました。そんなある日・・・
・・・600につづく
<600>JMA駒込支社長の想い
9月15日(木)掲載
ところがあの大震災の少し前、そんな山谷さんにも彼を良く知っているJMA駒込支社のG支社長から良いお話のご連絡がありました。最初は2月18日にメールで新規会員のご紹介として「38歳、身長150cmの女性が入会しました。身長等でお困りの男性様に是非お声掛けお願いします」の内容でしたが、続けて「山谷さんには後ほど当方からお申込みを考えます」とありました。山谷さんの良き理解者で以前から「私は山谷さんのファンだから。あんな良い人絶対なんとかしてあげなくちゃ」と言ってくれているGさんのこと、きっとうまくお見合いに進むように考えてくれているに違いないと早速Oさんが電話すると、Gさんは「この女性、佐藤紀子て言うんだけど、男勝りに仕事もしていて活発な人だから山谷さんみたいな男性じゃないと無理だと思うの。是非会って頂きたいんだけど、山谷さんOKするかしら?」と多少不安げな様子。Oさんはすかさず「何言ってるんですか!山谷さんは何時もG支社長には感謝していますよ。お申込みしていただければ必ずお受けする筈です」とお話すると、「分かりました。そしたら申し訳ないけどそちらからお申込みを入れて頂けると有難いですけど、女性はお申込みされた方が嬉しいと思いますので、よろしくお願いしますね」と言って電話を切ったのでした。
OさんがWさんに「G支社長が言ってくれているのだから、山谷さんもOKするでしょう。今度こそは何とかしたいですよね」と言うと、「山谷さんはGさんには頭が上がらないようだからOKするでしょうし、Gさんが『山谷さんじゃないと無理』だとまで言っているのだから結構合うんじゃないでしょうかね」とWさんもこのチャンスに山谷さんが何とか上手く良縁を掴んで欲しいと願っているようでした。善は急げと直ぐ山谷さんにメールすると2月26日(土)に来室され、事情を詳しく説明すると「G支社長からのお話ですので、言われる通りします。お申込みをお願いします」と二つ返事で答えたのでした。早速お申込みメールを入れますとGさんから「99%大丈夫ですが、本人に確認致しますのでお見合い設定は少しお待ち下さい」と返信がありました。そして3月2日(水)に「佐藤紀子にお話してOKを確認しました。山谷さんのご希望日をご連絡ください」とメールが入り、調整の結果、お見合いは3月20日(日)13:30、場所はJMA駒込支社と決まったのでした。
3月19日(土)午後からO支社長は法事の為郷里の高知へ出掛け、お見合い日当日の20日(日)夜帰宅予定が予め分かっていましたので、G支社長と山谷さんには事前にご了解を得て、お見合い結果の確認は翌21日(月祝)と言うことになっていました。Oさんは法事で一杯入った状態で高知竜馬空港から飛行機に乗り、羽田到着後京浜急行に乗りましたが、途中で山谷さんから電話の着信があったのに気が付きました。一体何があったんだろうと取り急ぎ「電話頂いたようですが、何か急用でしょうか?」とメールを送りますと「山谷です、お世話になっております。今日、駒込支社で佐藤様とお会いしたばかりですが、先方からもまたお会いしたいという連絡をいただき、明日午後2時に副都心線新宿3丁目駅で待ち合わせすることになりました。その前に立川に寄りたいと存じます。佐藤様からは、一般的な話としてですが、結婚しても仕事をつづけたいこと、明るく楽しい家庭を作りたいとの話がありました。以上、ご連絡します。よろしくお願いします。」と急展開の連絡でした。Oさんは良いお話とは思いつつ、また突っ走って失敗することを懸念していました。
急展開の様子に驚きながら、これはGさんに確認した方が良いと感じ、遅い時間で申し訳ないとは思いつつ携帯に「今晩は。立川のOです。まだ高知からの帰り道ですが、お見合い有り難うございました。山谷さんから携帯に伝言があり、明日お相手の女性と初デートだとのことですが、何時も突っ走って失敗するので心配しております。明日またお電話差し上げます。宜しくお願い致します」とメールすると「メールを有難うございました。『第九を年末に二人で歌えると良いね』とお見送り時、激励でお開きしました。お気をつけてお帰りください。G」と何とも気が利いた返信があったのでした。
そして翌21日山谷さんが・・・・
・・・601につづく
<601>素直になった生徒さん
9月22日(木)掲載
お見合い翌日の3月21日(月祝)お昼前に興奮冷めやらぬ面持ちであり来室された山谷さん、上気した面持ちで「もう参っちゃったですよ。兎に角話が盛り上がって、合唱の話もですが彼女も旅行など好きなようで、『一緒に京都に行きましょう』と言われたのには流石に返事に困りましたけど」と言いながら満更でもなさそうでした。更に、「今から新宿へ行き午後2時に東京メトロ副都心線新宿3丁目駅改札口で待ち合わせです。ランチは伊勢丹4階のキハチへ行くつもりです。僕は新宿でデートだと助かるんですよ。合唱の練習場も新宿ですから」と上機嫌で30分程居ただけでそそくさと新宿に向かったのでした。
この報告を聞いたOさんはまたかと大いに不安になりました。
「またまた自分の考えだけで突っ走り、幾度となく繰り返した失敗をまた繰り返すのか。いやもう同じ轍を踏ませる訳にはいかない。JMA駒込のG支社長の想いに応えるためにも」と強く思ったのでした。親の心子知らずで山谷さんからはその初デートの様子がメールで報告されて来ました。「山谷です、お世話になっております。今日21日、2時から、新宿伊勢丹4Fのキハチで、佐藤さんとお会いしました。2人が好きな、音楽と旅行と鉄道の話題がほとんどで、2時間半があっという間に過ぎました。メールアドレスも交換しました。ただし、連絡用ということにしてあります。次回は4月3日日曜日午後2時、待ち合わせは今日と同じ副都心線新宿三丁目駅伊勢丹側出口です。よろしくお願いします。」と舞い上がった状態が続いていました。
このままでは危ないと感じたOさん、その後3月26日(土)に来室した山谷さんが「いやぁ、また話がまた盛り上がっちゃって。彼女も家が副都心線沿線だし、僕の合唱の練習にも便利なんで、デート場所は次回からも新宿3丁目駅待ち合わせで伊勢丹のキハチか高野フルーツパーラーに固定しようと思っているんですよ」と如何にも満足げに笑いながら話すのを聞き「山谷さんあなたは合唱と結婚とどちらが大事なんですか?お見合いして交際に入ったら色々な面からお相手を見て、1~2カ月の間に本当に結婚相手として良いのかどうか判断しなければならないんですよ。まず合唱ありきでその都合でデートも決め、しかもお店まで固定するなんて勘違いもいい所ですよ。仕事上の会合の定例会じゃないんですから。今回だけは結婚を優先してくれないと困ります」ときつく言うと山谷さんは真剣な表情でOさんを見据えて「O支社長に言葉を返すようですが、私は150人からの合唱団の団員さんのお世話をしているんですよ。その方達に迷惑を掛ける訳には行きませんので」と考えを変えない頑固な姿勢です。Oさんは更にWさんと一緒に「だから今までどんな良い方が現れてもダメだったんですよ。合唱団の皆さんも2~3カ月ご不便を掛けたところで、あなたが結婚する方を喜んでくれますよ。今回のご縁が纏まらないようだったら、もうご紹介する方は居ませんよ」と強く言ったのでした。
その日は納得できないような面持ちで帰られた山谷明さんでしたが、翌27日(日)夕刻神妙な面持ちで再び来室され「僕も今回の佐藤紀子さんのようなご縁はもうないと思いますので、真剣にやりますのでよろしくお願いします」と流石に46歳の大人らしく神妙に語られたのでした。そして、第2回目デートの当日4月3日(日)もお昼過ぎに来室され、デート場所や今後の展開等の確認をされて納得された面持ちで出掛けて行きました。初めて私たちのアドバイスにキチンと耳を傾け、何としても佐藤紀子さんとご縁を成就させたいとの気持ちが伝わって来ました。「やっと素直になってくれたですね。本当に今度こそ何とかしてあげたいですね」とOさんはWさんにしみじみと語ったのでした。素直になった生徒さんそれからは・・・
・・・602(9月29日木曜日)につづく
<602>ここまで来たらまっしぐら
9月29日(木)掲載
4月3日(日)の2回目のデートも楽しく過ごし、更に二人で会う気持ちが高まって来ているようで、3回目のデートはお花見も兼ねた楽しいものになりそうでした。交際状況は逐一佐藤紀子さん所属のJMA駒込G支社長にお知らせしていますが、その頃ご指南を頂きました。これはJMA駒込支社のHPブログにも登場していますが、
『お見合い後のデート3回目はカップルさんにとって重要期、その辺りは二人の本心が出ているのでじっくりとお互いを見詰め合う事ができる。そして、フィーリングがあえばlovelyにもなってくる。二人で腕を組んで歩いたら、周りの人達はお見合い後の3回目のデートなんて思わない。ほほえましいカップルたちの散策にあたたかな視線を向けるだろう。
「相手が自分に好感をもってくれたのか」ばかりを気にしていてはだめ、「自分が相手に好感をもてたかどうか」が先である。そして率直に好感を持っていることを相手に告げたほうがよい。男性も女性も同様に。このことって、結構、気にしてネガティブ思考になっている人が多い。プライドが許さないのか、勇気がないのか、面倒くさいのか・・・?デート3~4回目をうまく切り抜けることができたら、次は結婚への青写真を語りあうとよい』そしてこの内容は山谷さんにも伝えられ3回目のデートに臨んだのでした。
その様子はその夕刻まず電話で「山谷です。新宿御苑から今信濃町の駅まで歩いて来ました。桜も綺麗だったです。もう少し佐藤さんとお話して行きます。またメールで報告します」そしてメールはその夜「JMA立川支社O様 山谷です、お世話になっております。今日佐藤さんと11時30分に新宿三丁目駅で待ち合わせ、2人で見つけた和食のお店で昼食を取りました。そのとき、佐藤さんから、今の住まいに比較的近いところに住みたいという話があり、私からもそれで良い旨お話しました。そのあと、新宿御苑でお花見をして、佐藤さんが見つけてくれた千駄ヶ谷の「ユーハイム」でお茶して、午後6時頃お別れしました。次回は、17日日曜日11時30分、三軒茶屋駅ホーム一番前(渋谷と反対側)で待ち合わせ、昼食をご一緒して、そのあと、桜新町の世田谷美術館に行くことになりました」とあり、住いのこと等楽しい中にも結婚に向けて具体的な話が始まったようでした。
4月16日(土)にも来室された山谷さん、その服装を見てWさんが「上手く進んでいるようで良かったけど山谷さん、春らしく明るいのを着てった方がいいと思うよ。その方が若々しい感じに見えるし」と早速アドバイス。「明るい服装ですね。分かりました。有難うございます」と素直なお返事でした。毎回私達と確認して落ち着いてデートを重ねる二人でしたが、第4回目のデートの報告は「JMA立川支社O様 山谷です、お世話になっております。今日、佐藤紀子さんと成城 学園前でお会いしました。一緒に昼食をとった席で、私から、結婚に向けて真剣にお付き合いしたい旨、伝えました。それから、昼食の後駅ビル屋上の庭園に一緒に行ったところ、ヤマブキなどの花々が美しく咲いていて、雰囲気が盛りあがって、手をつなぎました。それから、庭園のベンチに2人で一緒に座ってしばらくお話しました。紀子さんが希望した世田谷美術館は、時間の関係で、次回以後にしようと、彼女の方から言ってくれたので、次の機会ということにしました。次回は次の週末に紀子さんの仕事が入りそうということで、29日金曜日昭和の日にJR新宿駅南口で待ち合わせます」そしてこの日が運命の日に・・・
・・・603(10月6日木曜日)に続く
<603>運命の4月29日
10月6日(木)掲載
一気に話が進んできた山谷明さん、佐藤紀子さんです。この先も上手く進めようとJMA立川と駒込でも情報交換に余念がありませんでした。4月21日にはOさんが山谷さんに「 お早うございます。昨日紀子様がJMA駒込に来られたそうです。あなたとのことを報告して、あなたと居るととても楽しく幸せな気分になるようです。今後の進め方についてはGさんは『ウエディングドレスや指輪を見に行くとかして自然に結婚に向けて雰囲気を盛り上げたら良いでしょう!!』とのことでした。紀子様に聞いて見ては如何?ところで次のデートは?」とメールすると「JMA立川支社O様 山谷です、お世話になっております。朗報ありがとうございます。今度は、紀子さんの都合で、お会いするのが29日になります。彼女の希望で、代官山で食事するつもりです。G先生のアドバイスに従って、一緒にウェディングドレスを見に行こうと思います。そのあと、先の週末に行けなかった世田谷美術館に行って、白洲正子展を見に行こうと思います。以上、ご報告します。よろしくお願いします」
と嬉しそうな返信が届きました。
23日(土)にWさんが来てそのやり取りを話すと「Gさんのそのアイディアは良いですね。女心をくすぐりますよね。場所は椿山壮が良いのではないでしょうか?彼女の家からも近そうだし」と乗り気でした。早速Oさんが「山谷明様 こんにちは。紀子様とのデートの件ですが、一度椿山壮へ行かれたら良いのではないでしょうか?Wさんと相談していて、そのアイデアが出ました。お日柄の良い日ですと、結婚式も多数ありますし庭園散策も良いですよ。ご参考まで。JMA立川 O」とメールすると直ぐ「MA立川支社様 山谷です、お世話になっております。ご提案ありがとうございます。明日午後、立川支社に伺います。(夜合唱練習のため、その前に伺います)よろしくお願いします」が来て24日(日)に忙しい中来室され、29日のデートの内容について慌しく打ち合わせされたのでした。
そして29日当日はWさんもOさんも「山谷さんどうしてるかな?」と会員さんの対応等しながら多少心配気に話したのでした。そして翌30日朝OさんがPCを開くとそこに山谷さんからのメールが入っていました。「昨日、紀子さんにプロポーズして、受けてもらいました。椿山荘には大変良くしていただき、9月17日に、会場の仮予約もしました。詳しくは、5月1日に立川に伺っておはなしします。時間がとれたら、4月30日に前倒しします。取り急ぎ、ご一報まで」と興奮冷めやらぬ簡単な、しかし驚く内容でした。「Wさん大変なことになったよ。山谷さんたち」「何が大変なんですか?山谷さん、まさか何かまたやらかしたんじゃないですか?」「いえ、やらかしたんだけど、紀子様にプロポーズしてOKしてもらったみたい。それで椿山壮の結婚式まで仮予約したみたい」「ええっ・・いったいどうなてるんですかねぇ。本当ですか?」とお互いに本当なら嬉しいけどと半信半疑の様子でしたが、Oさんは早速返信で「お早うございます。おめでとうございます。万歳!!山谷さんのことは私がこの仕事を始めてからもっとも大きな課題でした。嬉しい限りです。お話し楽しみです。お待ちしています」と。そしてまた山谷さんから「お世話になっております。ご返信ありがとうございます。結婚が決まり、ひとまずほっとしております。今日は行けなくなりましたが、明日、今後のことにつき相談させてください。紀子さんは、結納のことを気にしています。よろしくお願いします」
5月1日(日)に来室された山谷さん。満面の笑みを浮かべ29日の様子を「彼女は椿山壮は家から近いし良く知っていて、直ぐ行こうという話になったんです。着くと大安と言うことで何組ものウエディングカップルが居て華やかでした。直ぐ係りの方が寄って来て『ご説明致しましょうか』と言われてその後『ところでお式は何時をご希望ですか?』と聞かれました。彼女が『私は9月18日が誕生日ですから、その前にしたいんです。と言うと『9月はもう大変込み合っていますが、丁度17日(土)だけとても眺めの良いお部屋があいております』と言われ、二人口を揃えて『それ、押さえてください』と思わず言ったんです。まさか式場の予約する為に行ったんじゃないのに、自分でもびっくりしましたが。その後池袋行きの送迎バスに乗ってから『そう言えばまだプロポーズもしていなかった』と気が付き、池袋で食事をした時キチンとプロポーズして受けて頂きました。」と自分でも驚きながら報告されたのでした。
後日、既に成婚退会済みの56話「最後の砦」の美山明子さんが来られ「私達29日に椿山壮に行って、9月23日(金祝)、結婚式を挙げるように予約して来ました。ところでその時、帰りの池袋行きのバスで山谷さんに良く似た方をお見かけしたんですけど、まさか違いますよね。山谷さんはまだお見合いかなんかしてるんですよね」と言われましが、Wさんが「美山さん、それは間違いなく山谷さんですよ。しかも彼は17日を予約したらしいの。2月6日にお見合いしたあなた達を3月20日にお見合いした彼が猛スピードで追い越して行ったんですよ」誰が聞いても「あの山谷さが??」と皆が唖然とする程の出来事でした。5月1日に急に二人で挨拶に来室された時もアツアツぶりはエスカレートするばかり、今から新婚旅行にでも行こうかと言う勢いに、たまたまお見合い中だった会員さんも唖然とした面持ちでした。
7月30日(土)最近の成婚者のお祝いを兼ねたJMA立川懇親会でも他の数組のカップルとは異彩を放つ盛り上がり、アツアツぶりで、最後には二人アカペラで「君といつまでも」をセリフ付きでデュエットする始末。でも皆さん「山谷さんなら仕方ない。あの人柄の良い彼が長年の苦労を実らせたのだから」と呆れながらも好意的でした。
過ぎ去ったかに思っていた青春が今ここにある。そう明&紀子のカップルには今がまさに「蘇った青春」なのでした。これまでの分も取り返してお幸せに・・・
・・・了
57話 箱から出た箱入り娘
会員女性:29歳 1年1ヶ月で成婚。
会員男性:36歳 1年5ヶ月で成婚。
<594>母の来室
7月29日(金)掲載
桜の花からつつじの花へ、そして透き通るような新緑も美しい頃。平成22年4月23日(金)に一人娘の母と言われる方から入会相談のお電話があり、予約の上来室されたのは25日(日)の午後2時半頃でした。この日は午前中が会員さんのご相談やお申込みで忙しかったのですが、午後2時頃からは人出も途絶えて静かでした。お住まいは立川近辺とのことで自転車で来られたとのこと、とても身のこなしも軽やかで若々しいお母さんでした。
O支社長が応対し、娘さんのお話を伺うと、「もともと学校が女性ばかりのところだったですし、一人娘で自分から交際を求めて行く方でもなく、短大を出て食品の検査を行っている会社にお勤めしていましたが、そこでも出会いはありませんもので、私の知り合いの紹介でお見合いをしましたが、上手く行かず、今はお勤めも止めていよいよ本格的に婚活をしなければと思っています」とのことでした。お名前は浜村めぐみさんと言われ、お歳を伺うと28歳とのことでしたので、Oさんは「まだお若いし幾らでも良いご縁はありますよ。どう言う男性をご希望なのですか?」とお聞きすると「一人娘ですし、できれば近隣の方でリードして下さるような方が良いと思います」と言いながら目を個別相談コーナーから何時も会員さんが座られる(4~5人掛)カウンターコナーの方にやり、「あんな方が良いですが、あの方は相談室の掛りの方ですか?」と質問されたのでした。
いつの間にか時々来られる会員のKさんが来てカウンターに座り、W相談員と会話しながらプロフィールのファイルをめくりながらお見合いのお申込みのお相手捜しの最中でした。更にお母さんは席を立ってKさんに近寄り「あなたも会員さんですか?」と直接話しかけたりして、Oさんが「ごめんねKさん。この方が凄くあなたのことを気に入ったようです。今日娘さんのことでご相談に来られたところでした」と言うと「大丈夫です。別にいいんです」と少しはにかみながら答えられたのでした。再び席に戻ると小声で「お仕事は?お住いは?」と矢継ぎ早に質問があり「近隣市にお住いの地方公務員の方ですよ」とKさんに聞こえないようにこちらも小声でお答えすると、「では入会したら、あの方ともお見合いが出来るのですね」と念を押すように言われましたので、Oさんは「それはご本人の意向も確認しなければなりませんが、お薦めはできますよ。他にも良い男性は居られますしね」と応じたのでした。
5月1日(土)、大人しそうな一人娘の浜野めぐみさんを伴って再来室されたお母さん。意気込んで入会手続きを進められ、写真撮りまで済まされて帰りました。そしてその後は5月8日(土)13日(木)とめぐみさん一人で来室され、ご本人との面談からご希望の男性像など伺い、お見合いの準備を進めたのでした。
Kさんについて彼女の意向を聞いたところ、「母がうるさいので早くけりをつけたいです。お見合いを決めて下さい」とのお話でしたので早速Kさんに連絡を取り、最初のお見合いは5月30日(日)14:00、場所はJMA立川相談室と決まったのでした。そして当日・・・
・・・595につづく
<595>箱入り娘はどんな人?
8月4日(木)掲載
そして、5月30日(日)のお見合いは午後2時からJMA立川お見合いコーナーで行われました。めぐみさんはまるでモデルさんのようにスタイルが良く、お顔立もお人形さんのように可愛い魅力的な女性です。でもお化粧化はなく、写真撮りの際もほとんどお化粧なしで済ました程、お肌も綺麗な方でした。
少し早目に来られたお二人は、早目にお見合いコーナーに入られ、初めてのお見合いで緊張気味の彼女を気遣いながら話を進めるKさんの様子が伺えました。小一時間立つ頃、Oさんが声を掛け、「お見合いは緊張するものです。天気も良いし何処か散歩して、パレスホテルか何処か他の所で何か美味しいケーキ等でも食べて来たら如何ですか?」と水を向けると、Kさんは「そうですね。行きますか?」と応じ、めぐみさんは少し顔を赤らめながら「はい」とお返事をしたのでした。
お二人が出掛けた後は夕方女性会員さんが」お一人来られお話をしているとKさんが戻って来ました。Wさんが「どうだったKさん。大分お話も出来ていたようだけど、交際してみる?」と話しかけると、Kさんは困ったような顔で「勘弁してくださいよ」「どうしたの?何かあったの?彼女綺麗な娘でしょう!!」と更に聞くと「彼女、『突然あれ何かしら?行って見て来る?』と急に右翼系の街宣車の方に向かって行ったりして良く分からないですよ。宇宙人かな?」等と困惑気でした。世間知らずの箱入り娘の実態を見たようで、どう取り扱って良いか皆目見当がつかない様子でした。そして、そうしているうちに彼女の方からも交際ノ―のお返事が来て、お母さんの思惑は最初から崩れ去ったのでした。そして2番目は6月19日(土)私たちのお薦めでやはりJMA立川会員の頼もしく頼りがいのある感じの内海晴男さんとのお見合いでしたが、これも彼の「綺麗な良い女性だとは思いますが、とても僕の手には負えません。無理ですね」の一言で終わりました。
その後はお申込みも積極的に行い、またお申込みも沢山来ましたのでその方達とお見合いは組めますが、中々良い交際へとは進みませんでした。JMA立川では季節ごとお花見、ビアパーティー、新年会など会員さん対象の懇親会を開催していますが、その年の夏は7月24日(土)に立川高島屋屋上ビアガーデンで15人位の会員さんが参加しての開催となりました。めぐみさんも参加しましたが、未だ周りの方への飲物やおつまみのサービス等の動きができず、専らサービスを受ける方になっているようでした。そんな様子を見ていたWさんもOさんも「これは嫁に出せるまでには未だ時間が必要、根気強く見て行くしかない」と思ったのでした。
そんな中、8月1日(日)にはJMA本部主催のお見合いパーティーが新橋第一ホテルで開催され、私達の勧めでめぐみさんも参加しました。男女20数名ずつの参加でしたが運よく彼女はマッチングし、千葉支社の男性と交際に入ったのでした。年齢は10歳位年上の方でしたが、とても優しい彼に彼女も居心地が良いとのことで、彼が積極的に東京の方にデートに出向いて来られたこともあり、数回のデートを重ねました。本人が良ければ私達も積極的に後押しするところですが、報告に来るめぐみさんからは嬉しさや、恋する乙女のウキウキしたところも見られず、心配したOさんは8月20日(金)彼女に次のメールを送りました。「こんにちは。昨日のお話ですが、Wさんも私も一番気にしているのは『あなたが千葉の男性のことを本当に好きなのか?』ということです。『これからの長い人生を共に支え合って行けるだけ本当に好きなのか、愛せるのか?』ということです。慌てなくて良いですからそこをしっかりとお互いに見つめ合い、見極めることです。愛情表現は人それぞれですから、あなたはあなた、他人は他人で気にする事はありません。私達は交際中のあなたの楽しそうな、そして嬉しそうなお顔を見てみたいのです。またお話ししに来て下さい」
そして間もなくその交際も終わりを告げ、記録的に暑く長い夏もようやく秋の気配へと移って行ったのです。そして・・・
・・・596につづく
<596>不機嫌そうな婚活
8月11日(木)掲載
秋から冬へと時は移り、その間にも相談室には毎週姿を見せ、お申込みのあった方のプロフィール確認、そしてこちらからのお申込みを行っていました。しかし、10月から再開したお見合いでも心惹かれるような思うような方に出会うことはなく、中々思うようにならないお見合い、そして交際に苛立つことも多くなって来ました。この頃は来室する度に、「早く良い方と結婚したいです。人となりの分かっている方をご紹介して下さい。WさんやOさんの知っている方は居ませんか?」と繰り返し訴えました。Wさんも「めぐみさんにはやはり近隣の方が良いのだろう」と思い、年齢の近い感じの良さそうな青年を近隣市の相談所の新入会員さんから見つけて「めぐみちゃん。ほら良い方が入って来たから早くお申込みしないと」と促してお見合い、交際に漕ぎつけたこともありました。
しかし、その交際もどうも本気が感じられず、何か無理に自分に言い聞かせて結婚したがっているようにすら感じられました。そのような様子にWさんは「めぐみちゃんは何かヤケになっているようにも感じることがあり、このままだと迷路に入り込む恐れもありますね」とOさんに心配そうに話し、Oさんも「そう言えば先日も、彼女が何時ものように木曜日に来られた時、他の会員さんが二人来られていて対応が後回しになった時は不機嫌そうでしたよね。でもあんな態度を取るのも珍しいし、やはり焦っているんでしょうかね」と応じ、Wさんは更に「何時も人任せにして、人となりの分かっている方と言うけど、今の彼女にはどんな良い方を紹介してもダメだと思います。もう少し自分から動かないと!本当にこんな人が良いと思うんだったら自分で探してお申込みもしなくちゃ無理ですよ。この前はワザと放っておいたんですよ。他の会員さんに気も遣わず、何時も私が何かしてくれると言うような甘えが感じられますからね」と話して心配そうでした。Oさんは「そうですね。本質的な優しさや気遣いの気持ちは持っていると思いますが、自分からそれを出せないんでしょうね。自分の殻を破れれば良いのですが。
中々箱から出られないで本人も辛いのでしょうね。でも彼女も段々と分かって来ると思いますよ」と変身に期待しているようでした。
新年になるとめぐみさんは久し振りにお勤めに出ることになり、来室はそれまでの木曜日中心から土日に変わって来ました。このころからめぐみさんの来室時の態度やメールの内容に微妙なそれでいて顕著な変化を感じ取ったOさんはWさんに「めぐみちゃんの態度何かかわったですよね」と言うと「そうですかねぇ。あまり変わりないようにも思いますが」Oさんは「相談室に入って来る時の感じが違うと思いますよ。とても丁寧に『何時も有難うございます』なんて言って入って来るし、どんなメールにも必ず『有難うございます』の一言が入るようになったんですよ。お勤めに出た効果もあるかも知れませんね」と言って、今後の変化に期待したのでした。そうしていると・・・
・・・597につづく
<597>再会
8月18日(木)掲載
新年に入って少し経った1月16日(日)、めぐみさんが新年初来室されてご挨拶されていると、男性会員の内海晴男さんが何時ものように日曜日の夕刻ということで来室されました。そこに浜野めぐみさんがいるのを見て、少し驚いたような素振りをしながら「久しぶりですね。お元気でしたか?」とにこやかに挨拶してカウンター席に座られたのでした。昨年6月のお見合い以来久し振りに再会した二人でしたが、その日は彼女が気を利かしたのかその週のお見合いの確認をすると短時間で帰りましたので、それ以上のことはありませんでした。Oさんも二人の様子は多少ぎこちないようだとは感じながらも、一度お見合いして上手く行かなかったのだから仕方がないと思っていました。
その後もめぐみさんにはお申込みが多く、選びながらのお見合い設定ですが月に2回くらいのお見合いが続いていました。内海さんの方もお見合い、交際と進まれた方も居ましたが結局ご縁には繋がりませんでした。お二人がそんな活動をしている最中の2月13日(日)の夕刻、内海さんが何時ものように現れました。するとそれから10分くらいしてめぐみさんが新宿でのお見合いからの帰り道、その報告に訪れました。また、偶然遭遇した二人。めぐみさんは「今日の方はお断りでお願いします」と言い、気がつくといつの間にか二人が仲良く(少なくともWさんとOさんにはそう見えました)隣同士並んで腰かけているではありませんか。他の会員さんが引き上げて席には二人だけになった頃会いを見計らってWさんは「何かお似合いの感じですけど、二人はどんな感じなの?」と問いかけると、めぐみさんは例によって恥ずかしそうに顔を赤らめ、内海さんは只ニヤニヤしているだけでした。Wさんが「めぐみちゃんは本当は内海さんがいいんじゃないの?なら良くお願いしておかないとね」と言うとめぐみさんは素直に「よろしくお願いします」と隣の彼にお時儀をしながらご挨拶していたのでした。
二人の何かいい雰囲気を感じたWさんとOさん。具体的に二人にそれぞれの意向を確認することにし、その後来室しためぐみさんにWさんは「この前は『宜しくお願いします』なんて言ってたけど、本当に内海さんで良いの?お見合いで一度お断りをしているのだから、復活と言うことになるとそのまま交際、結婚と進んで行くことになるよ!お母さんにも良く相談してみてね」と言うと神妙に頷いて「はい。分かりました」と答えたのでした。その後、内海さんにも「めぐみちゃんはどうも本気のようだけど、あなたはどう思っているの?」とWさんが話す横からOさんが「めぐみちゃんも前とは随分変わったでしょう?宇宙人なんて言ってたけど、最近は色々気配りもできるようになったし、お勤めをしたのも良かったんじゃないのかな。もうお嫁にやれるよね」とWさんの方を見ると「そうですよね。去年はどうなるかと思っていたけど、もう大丈夫ですよね。やっとお嫁に出せる感じになって来たですね」と応じたのでした。
・・・598 につづく
<598>箱から出て結婚にまっしぐら
8月25日(木)掲載
JMA立川のお花見会の翌日の4月3日(日)午後来室されためぐみさん。早速Wさんから「この前の内海さんとのお話お家で話したの?」と聞くと、「母も良いお話だと言ってくれています。でも内海さんは良いのでしょうか?」「彼にも話してあるけど、未だ正式には返事はないわね。きっと戸惑いもあると思うから。だってこんなに若くて綺麗なお嬢さんと本当にいいのかと・・きっと彼はそう思っているわよ」「そんなことありませんよ」と顔を赤らめるめぐみさんでした。その日の夕刻現れた内海さん。WさんとOさんが口を揃えて「めぐみちゃんはお母さんとも話して来てOKと言っているよ。内海さんも良いんだよね?」と聞くと、慎重な内海さん「分かりました。本当なんですね!!キチンと考えて決めます」と生真面目に答えたのでした。
翌週の日曜日、4月10日(日)の夕刻再び来室した内海さん。また「本当にめぐみさんは良いと言ってくれているんでしょうね?何故僕のことをそこまで思ってくれるのか不思議なんです」とまだ何か腑に落ちない様子です。Oさんが「内海さん、私たちは何もめぐみちゃんに無理にあなたのことをお薦めしたりはしていませんよ。どうも前のお見合い後もあなたのことが好きだったようですよ」と話すと少し驚いたようでしたが、少し納得して来たようでした。「それじゃ良いんだよね。二人の交際開始の日を決めましょう。もうお見合いじゃなくてそのまま交際だけど、Oさん最初はどうしましょうか?」とWさん。「やはり、JMA立川のお見合いコーナーで改めてお引き合わせして、そこからは自由に何処かに出掛ければ良いのではないの?」とOさん。と言うことで、改めてのお引き合わせは4月24日(日)17:00JMA立川と決まったのでした。
4月24日当日、Oさんからお見合いコーナーでお引き合わせを受ける二人。何かお互いにぎこちなさは残るものの、もう心を決めた落ち着きも感じられました。Wさんが「内海さん、うちのめぐみをよろしくお願いしますね。めぐみちゃんも内海さんなら安心だよね。じゃ何処か行ってらっしゃい」と促すと、二人は仲良く立川市内へと出掛けて行ったのでした。「もう大丈夫だよね、二人は」とOさんが言うと「もうこのままあっと言う間に成婚するんじゃないですか」とWさん。翌日の内海さんからの報告メールには「楽しく食事した後、雨が降ってきたのでめぐみちゃんの家まで送りました」とありました。その後も5月1日多摩動物園、5日大沢アウトレットモール、8日深大寺植物園と続き急速に交際を深めている様子でした。
内海さんはその後も時々相談室に来られて、のろけ話(ある時はめぐみちゃんの手作りケーキを自慢に訪れ、無理に他の会員さんに食べさせた)もタンと聞かされた上、6月11日(土)午後は「今から東京タワーへ行ってプロポーズします」と言い残して出掛けました。結果はもう分かっていましたが、翌12日(日)17:00頃二人揃って報告に訪れました。内海さんは「シンプルにただ『結婚して下さい』と言いました」と報告してくれましたので、Wさんが「めぐみちゃんはどう答えたの?」と聞くと「わたしもただ『はい。よろしくお願いします』と言いました」とこれまでより一段と顔を赤くして恥ずかしそうに、でもハッキリと答えたのでした。何とも言えずお似合いの初々しい幸せな二人でした。
7月30日(土)に立川市内「うのや」で行われたJMA立川会員さんとの夏の懇親会、今回は5月以降の成婚者のお祝いも兼ねて行われました。5組のカップルが祝福を受けましたが、めぐみさんはまるでもう若奥様のような落ち着いた雰囲気で現れ、私たちを驚かせたのでした。正に「箱から出た箱入り娘」変われば変わるものですね。これからも末長くお幸せに!!
・・・57話了
56話 最後の砦
会員女性:39歳 7ヶ月で成婚。
<586>最後の砦
5月26日(木)掲載
平成22年の夏特段の猛暑でお盆を過ぎても一向に暑さが収まる気配がありませんでした。その暑い夏の日の午前、「ホームページを見て、本当にキチンとお世話してくれそうだから」とお母様から入会相談のお電話が入りました。そして、母娘揃って来室されたのは8月ももう終わりに近い21日(日)の午前でした。娘さんは美山明子さんというお名前で昭和46年3月生まれで39歳とのこと。何でも23歳位のお若い時からご近所の方などのご紹介で30回以上のお見合いを重ねましたが、一向に良い方が現れないとのことで、お母様は「40歳までに何とかしたい。ここが最後の砦です」とかなり思い詰めた表情で言われました。来室された時は既にHPも見て入会の意思を明確に持って来られたご様子で、O支社長からのJMA立川相談室の考え方や入会後の進め方、お見合いの組み方、相談室の雰囲気、お世話の様子などのお話に暫く聞き入っておられましたが、直接O支社長に会ってお話を聞き安心した様子で入会申込書や住民票、独身証明書(最近は結婚詐欺等のトラブル防止の為に、入会時に各相談所で必ず確認することが義務とされています。本籍のある役所で発行されます)等の必要書類について確認すると、9月に入ったら改めて連絡し入会手続きに来られる旨のお約束をして少し安心したような表情で帰って行かれたのでした。
そしてその後連絡をお待ちしていると、9月初旬にご本人から電話が入り「必要書類も揃ったのでお伺いしたい」とのお話があり、元美容師のW相談員とも写真撮影のための服装やお化粧の打ち合わせ等をして9月19日(日)11:00に入会手続きに来られることになったのでした。そして当日朝からお待ちしているととても元気に、そして少し緊張気味にお越しになり「いよいよ今日から宜しくお願いします」と神妙にご挨拶されたのでした。
・・・587につづく
<587>折角入会したのに何故?
6月2日(木)掲載
9月19日(日)はもう彼岸も近いと言うのに未だ夏の暑さが続き、蝉もまだうるさく鳴くような日でした。そんな中39歳色白の美山明子さんは白いシ ンプルな、とても清楚な感じのする服装で現れ、お歳よりもずっと若く、そして可愛い感じに見えました。O支社長は早速入会申し込み書の記入について確認を し、独身証明書や住民票が揃っているかチェック、そして本人確認のための運転免許証をコピーし、それを終えると「美山さん、それではお写真を撮りましょ う。Wさんお化粧等見てあげて下さい。お写真は大事ですよ。お相手の方にとってそれが第一印象となりますから」と促したのでした。
お見合いコーナーでの写真撮影は5~6枚撮った後、本人に確認してもらい納得いくものが撮れるまで繰り返し行います。美山さんの場合は10枚程撮っ たところでご本人の納得いくものがありましたのでOさんが「それでは良さそうなものを2~3枚実際プリントしてみましょう。データで見たものとプリントし たものでは多少印象が違ったりしますから」と言い「その間に契約書に目を通して於いて下さい。契約書の中で、お見合いキャンセルした場合のキャンセル料の 発生等は良く読んでおいて下さい」とお話してカメラからPCに写真データを取り込んでプリントアウトしたのでした。早速美山さんにお見せするとその中の1 枚を取り上げ「これが良いのではと思いますが、Wさんはどう思いますか?」と問いかけました。Wさんが「可愛くて若く見えるよ。いいんじゃないの」と答え ると安心したように「それじゃこれでお願いします」と差し出したのでした。そして、「残りの写真は記念にお持ち帰り下さい」とWさんが言うと「有難うござ います」と少しはにかんだように答えました。写真撮影が終わりますと、申込書や契約書に署名、捺印をし、入会金等のお振り込み先のお知らせ等をして入会手 続きは完了します。その後、プロフィールに掲載する為の自己PR、お相手に求めること等をお聞きして、1週間後位に再来してプロフィールの作成されたもの をご確認頂きたい旨をお話すると、9月26日(日)の午後の再来をお約束してその日は帰られました。
26日(日)の午後来室された美山さんにOさんが作成したプロフィールをお見せし「お父さんが有名大学の元教授だとか言うことは書かない方が良いと 思います。年金暮らしとしておきましょう。お母さんも大学の先生ということは書かずに空欄にしておきましょう。全部書くとそれだけで敬遠してしまう男性も 多いと思いますので。あなたは普通のお嬢さんだと思いますし、あなたの良さはお会いして頂ければ分かると思いますので」と説明すると「それで構わないので したら、私もその方が良いと思います。第一私は短大卒で極普通の娘だと思いますので」と答えたのでした。
その日はW相談員から美山さんがどのような方を求めるかを詳しくお聞きしました。それによると年齢は44歳までで出来るだけ同年代。東京都か埼玉県 在住、たばこは吸わず、お酒は嗜むくらい、身長は165cm以上、体格は普通の方で大卒以上、再婚の方は子供のいない方。最後に年収は600万円以上の 方。と言うようなことでした。当相談室では意見は言いますが、まずご本人の納得するかたちで活動をスタートして頂く方針です。Oさんも「それではまずその 考えで進めてみましょう。但し月に2回は来てお申込みをしたり状況を報告したりして集中して活動して下さい。そうすれば早くご縁があると思いますよ」とお 話して次回の来室をお待ちしたのでした。
ところがその後は10月は一度もお越がなく・・・・11月に入っても音沙汰がないので流石にOさんも
・・・588につづく
<588>活動は本気?
6月9日(木)掲載
11月に入りOさんがWさんに「あんなに意気込んで入会したのに美山明子さんは一体どうしたのかな?体調でも崩したのかな?」とお話し、Wさんも「変ですよね。またお母さん関係のお見合いかなんかで気持ちが落ち込んでなければ良いですが」と心配気でした。そうしているとお申込みも幾つか重なって来ましたので11月8日(月)Oさんがメールで「美山明子様こんにちは。ここのところお姿を拝見しておりませんが、お元気でしょうか?こちらではあなたにお申込みもありますので色々ご相談させていただきたいと思っているところです。是非近々にお越し頂くことをお待ち致しております。JMA立川 O」とご連絡するとその日の夕刻「JMA立川 O様 全然伺えなくて申し訳ございませんでした。実は、先月家の方で2つお見合いの話があったのと会社の試験があったので、全て終了してから伺おうと思っていました。2つ目のお見合いがちょうど昨日おわりましたので、今週の土曜日に伺おうと思います。美山明子」と返信があったのでした。「やはりそんなことでしたね」と定休日明けの木曜日にOさんがWさんに話すと「そうですね。未だ引きずっていたんですね。今度来たらこちらに集中するように話しましょう。でないと何のために入会したのか分からなくなりますよね」と応じたのでした。
11月13日(土)久し振りに相談室を訪れた美山さんは「済みません。ご心配をお掛けして。以前から進んでいたお話を断り切れなくて。でももう大丈夫です。これで整理がつきましたので」とホットしたような様子でした。でそのお見合いのお二人はどうだったのと聞くと「前と同じです。普通の人が現れて来れれば良いのですが」ともう思い出したくないと言う雰囲気でした。お申込み頂いていた方達のプロフィールをお見せすると、前回お聞きした条件の通り44歳までの方のみお受けするとのことで、44歳会社員の方と当相談室としては初めてのお見合いを組むことになったのでした。お申込みの方もPCでのお申込みを主体に数人の方へのお申込みをされ「また近々に来ます。来年3月で40歳になるから急がないと!」と気持ちを切り替えて意欲的に活動されるように感じられました。
最初のお見合いは11月28日(日)に設定され、その間にも11月は2度来室され積極的にお申込みもされてOKのお返事も来るようになり、年内に3人の方とのお見合いが組めましたが、心惹かれる方は未だ現れませんでした。
また、お見合い以外にも12月12日(日)のJMA主催のクリスマスパーティーにも積極的に参加して沢山の方との出会いもありましたが、良縁は新年にと期待を覗かせながら39歳最後の年も暮れて行きました。そして、新しい年を迎えて・・・
・・・589につづく
<589>40歳カウントダウン!!
6月16日(木)掲載
新年に入って更に熱心に活動を進められる美山明子さん。1月8日(土)に年明け初来室され「いよいよ40歳の誕生日まで3カ月になりました。頑張りますのでよろしくお願いします。気持ちも切り替えて進みたいので写真も変えようと思いますがいいですか?実は写真館で撮ったのを持って来ました」と申し出られました。Oさんは「分かりました。気持ちを切り替えるのに写真を変えるのも良いことです。早速変更しましょう」と美山さんの気持ちを察して直ぐに作業を進め、「PCで検索する本部のものはPC上でもう変更出来ましたよ。確認して下さい」とお見せするとご自分でも納得されたようでした。以前の可愛さ清楚さに加えて気品がある写真に見えました。その日もお申込みは数人の方にして行きましたが、年齢が40歳位の方が中心でやはり当初の希望である同年代が頭から離れないようでした。Wさんは「今度来た時にハッキリ言います。何時までも同年代に拘っているとご縁が遠くなりますから。40歳過ぎると個人差が大きく、若く見える方も沢山いますから」と次回の来室に早くも思いを馳せているようでした。
その間にもお見合いOKのお返事があったりして1月にもお一人とのお見合いは組めました。そして、次の来室をお待ちしていると、1月20日(木)に休暇を取って来室された美山さん。中々思ったような方とのお見合いが出来ない状況に苛立ちを隠せないようでした。W相談員が「それじゃ今日は一緒にPCで検索してみましょう」と促してお相手の条件設定をしていましたが、美山さんはこれまでと同じように同年代に拘っているようでしたので、打ち合わせ通り「もう少し年齢を上げて探した方が、他の条件にも合うような方がもっと居ると思うよ。40歳そこそこの男性が求めるのは30代前半の方が中心。せいぜい37~38歳位。もう直ぐ40歳の人がそんな人達と競争して勝てると思ってるの?もう少し現実を考えなさい。可能性はゼロとは言わないけれど、それではどんどん時間が立つだけ、それだけ自分は年を取り条件を悪くするだけですよ。悪いけどあなたは自分が選んでいると思っているようだけど、実は男性が選んでいるのよ。辛いかもしれないけど、それが現実なの」と心を鬼にしてきつく言って聞かせました。O支社長も心配で事務処理等しながら様子を伺うと、PCの前で美山さんは涙ぐんでいました。
暫く沈黙があった後、「悪いけどもう2歳位年齢を上げて探してくれる?46か47くらいまで。その年あたりでも若い人は若いから」と言われて40歳までカウントダウンの彼女はまったなしの自分の立場に気付き、そして認め、Wさんの意向に従ったのでした。PCのお申込みを終えてカウンターコーナーのところに戻って来た二人でしたが、そこに丁度JMA支社のプロフィールファイルを整理中のものが置いてありました。千葉支社の男性のファイルが開けられており、そこに運命の人となる46歳の会社員のファイルが一番上にありました。Wさんはそれを目にして「ほら、ここにも丁度良い人がいるじゃないの。千葉の先生はこの前パーティーでもお会いしているし、凄く熱心な方だから千葉にお見合いに行って来たら!」と言うと、美山さんもその勢いに「はい、お申込みしてみます。Oさんよろしくお願いします」と答えたのでした。そこでOさんは急ぎ千葉の相談所にメールをし・・・
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<590>運命!!千葉のお見合い
6月23日(木)掲載
1月20日(木)直ぐにお申込みのメールをJMA千葉支社に送り、その後千葉のSさんご夫妻に電話して美山さんの素直な性格、とても可愛い感じのこと等をお話すると、今度の土日に彼に来てもらって話します。とても良いお話だと思いますので、強くお薦めしてみます」と心強いお言葉でした。期待してお待ちしていると1月24日(月)に千葉支社からお申込みをお受けするとのお返事がありました。46歳の男性のお名前は前浜 清(まえはま きよし)さん、その後のやり取りでお見合日時:2月6日(日)14:30、場所:JMA千葉支社と決まりました。
2月3日(木)に美山さんにお見合い確認メールを送ると「遅くまでお疲れ様です。お見合い日時了解致しました」と返信がありましたが、千葉まで行って本当に良い出会いがあるのか不安げな様子でした。そして2月6日のお見合い当日、「そろそろ美山さんは千葉に着いている頃かな?」等とOさんとWさんも噂したりして結果をお待ちしていると美山さんから早々と17時半くらいにメールが入りました。「JMA立川 O様いつもお世話になっております。お疲れ様です。今日は、Sさんにも良くして頂いて楽しくお話する事が出来ました。ぜひお付き合いしたいと思います。よろしくお願い致します。美山明子」と帰り道からの交際希望の連絡でした。早速JMA千葉支社に電話すると「今日はお越し頂いて有難うございました。前浜も交際希望ですよ。良かったですね。何かとても良い感じでお話が出来ていたようでした」と嬉しい結果でした。早速、携帯電話番号の交換をして美山さんにメールすると返信で「JMA立川 O様ご連絡ありがとうございます。今回は、Wさんに勧められて申し込みました。
Wさんにもよろしくお伝えください。また伺いますのでよろしくお願いします。美山明子」とあり、その後9日夜に13日に銀座でのデートの約束が出来た旨のメールがあり、順調に交際が始まったようでした。
当相談室では入会時のお約束で、交際に入ったらデートの約束やその様子等を小まめに報告して頂くことになっています。交際状況を把握して結婚に向かって交際がうまく進むように適切なアドバイスを行うためです。美山さんはこのお約束に忠実にその後も報告、相談を小まめに行ってくれました。2月14日(月)には「JMA立川 O様
おはようございます。昨日は、昼食の後は、和光と三越の中を見て、その後は、お茶をしました。最初は、緊張感がありましたが、お茶をする頃になりましたら、一緒にいて安心感を感じる様になりました。昨日の夜は、前浜さんが出張でしたので、5時半頃別れました。また来週会う予定ですが、前浜さんの土日の仕事の予定が今日にならないとわからないとのことで今晩お電話頂けるとのことです。決まりましたらご連絡致します。美山明子」。2月19日(土)には
「おはようございます。前浜さんと明日、湯島に行くことになりましたのでご報告します。また結果をご連絡致します。美山明子」そして、その結果は2月21日(月)に「おはようございます。昨日は、お昼を食べたあと、湯島天神と旧岩崎邸に行きました。途中、荷物を持ってくれたり、とても優しくしてくれました。先週は、土曜日まで出張だったのですが、お店の予約もしてくれて、新幹線に乗り継ぐ忙しい中も電話してくださいました。来週も日曜日に約束しましたが、今の状況がどういう段階で、実際のところ、前浜さんがどう思ってくれているのか不安に思います。土曜日ご相談に伺いたいと思いますのでよろしくお願い致します。美山明子」と順調に見える交際ながら、先行きに不安も感じ始めているようでした。
そこでOさんはメールで「美山明子様 お早うございます。楽しいデートだったようですね。あなたの心境を察すると次のステージに入りかけているようです。土曜日お待ちしております。JMA立川 O」と連絡を差し上げたのでした。そして2月26日(土)に来室した美山さんに・・・
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<591>この交際に賭けて
6月30日(木)掲載
2月26日(土)に来室された美山明子さん、現在の心境や状況を話してくれました。「誠実だけど未だそれほど好きだと言う感覚ではない」「電話はマメに時間を決めて掛けてくれる。新幹線の中からでも」「人に対する思い遣りや配慮があると思う」「お母さんも交際に前向き」そして前回デートでの旧岩崎弥太郎邸でブーツを脱いで袋に入れた時、直ぐ持ってくれたことを嬉しそうに話したのでした。WさんもOさんも「前浜さんは凄く誠実で思い遣りのある方。でも46歳まで独り身ということは女性に対してどう対応して良いか自信がないのではないですか?様子を聞くとあなたに思いはありそうです。あなたが前向きに進めたいと思うのであればここは女性から積極的に出た方が良いと思いますよ」と口を揃えて言い、Wさんは更に「今度はデート中に次また会いたいとこちらから言った方が良いと思うよ。結婚後の住いの場所も何処ら辺りが良いか聞いてみたら?私は千葉の方でも大丈夫ですと言うといいよ。そうそうあなたの仕事についてもどう思っているか聞いた方がいいかもね」等女性が前向きだと伝わるような言動についてアドバイスしていました。それに対して、美山さんは前向きに「はい。そうしてみます」と答えたのでした。
Oさんが27日(日)のデートがどうなったか心配していると月曜日にメールが来ました。「いつもお世話になっております。昨日は、土曜日にお話していました2つのことを聞きました。たまたま夜も食事をしようという流れになり、『私が仕事を続ける事とかはどう思いますか?』と聞いてみたところ、『今日そんな事聞かれると思わなかった。そういう事はあと2回位会ったら話そうと思っていた。そんな事聞かれるんだったら夜食事しなきゃ良かった』と言われてしまいました。前浜さんは、私が専業主婦になりたいと思っているのではと思っていたそうで、私も勿論勤めて欲しくなければ辞めます。と言いましたが、勤めてもいいと私が思っていた事に驚いていました。でも、『こういうことを聞いたことを気にしないでください。もし私に聞いてみたいことがあったら聞いてくれてもいいです』と言いましたら、『僕は心の壁が高いのでまだ聞けないです』と言われました。住む場所は日中にさりげなく聞ききましが、勤務先に近ければ良いらしいです。また来週会う予定になっています。美山明子」と詳しく報告がありました。Oさんは前浜さんの言葉を多少先を越されたとの気持ちはあるものの前向きと捉え、返信で「おはようございます。前回のご報告も拝見しました。あなたのお気持ちは伝わったと思いますので、ゆっくりと二人の時間を楽しんでください。後は成り行き任せで良いと思います」と安心して進めるように伝えたのでした。
その翌週3月6日(日)は彼女の提案に応じて東京湾サンセットクルーズにも出掛ける等双方前向きに交際を進め始めたようでした。ところが・・・
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<592>余震の夜に結んだ絆
7月7日(木)掲載
順調に進み始めた美山明子さんと前浜清さんの交際。季節は春に進んで相談室も入会相談や入会手続きの方等で忙しくなってきました。3月11日(金)は午後4時頃からの入会手続きの予約があり、WさんとOさんは2時頃から書類の整理やファイルの整理等をしながらお待ちしておりました。そこにあの大震災、これは大変なことになったと思いつつ週末のお見合いなどがどうなるか案じながら過ごしていました。幸い多摩モノレールは動き始めたのが窓から見えましたのでWさんは帰宅し、Oさんも6時頃には一旦、モノレールから西武線を乗り継いで清瀬の自宅に帰るべく相談室を出たのでした。
ところが玉川上水で西武線が動かず、仕方なく立川に戻り行きつけの飲食店「うのや」に待機しましたが、何時までも電車の復旧の目途が立ちそうもなく、翌日のことも心配なので相談室で夜明かしすることに決めたのでした。そして会員さんにはPCからメールで「会員の皆様お早うございます。大変な地震でしたが被害等大丈夫でしょうか?私は帰宅せず相談室におります。携帯電話は電池切れになりましたので、緊急に何かありましたら相談室の方の電話042-521-2020 かメール:jmatk@theia.ocn.ne.jp へお願致します。JMA立川 O」とメールしたのでした。すると13日(日)に「おはようございます。地震は大丈夫でしたか?私は金曜日は帰れずに会社に泊まりました。コンビニも食料が売り切れで、カップラーメンの在庫を出してくれてなんとか買えた状況でした。前浜さんとは今日、東京駅で待ち合わせして、短時間会うことになりました。美山明子」とメールがあり、彼女の無事と余震や停電ダイヤの乱れの中、意欲的に会おうとする二人の様子が伺えました。
13日は東京駅周辺の丸ビルや皇居近くで過ごして6時頃帰宅したようでしたが、その後来室された際の報告では19日(土)には新宿高島屋の中のレストランでディナーを楽しんだようでした。ところがその最中にかなり強い余震があり、店内が騒然となり彼女も不安を覚えたようでした。と、その時前浜さんがスッと席を立って美山さん側隣の席に座り、彼女の手を握り締め肩を抱いてくれて「僕が居るから大丈夫だよ。安心して!!」と言って揺れが収まるまで横に居てくれたとのことでした。一気に彼との距離が縮み、頼りになる男性としてとても好きになったようでした。そして
・・・593につづく
<593>でもプロポーズはいつ?
7月14日(木)掲載
相変わらず余震が続き、計画停電やその上原発の不安も広がるそんな状況の中で急速に距離を縮めた美山明子さんと前浜清さん、3月27日(日)に久し振りに来室され近況を報告してくれました。3月25日がお誕生日だった美山さん、40歳になる前に婚約までと意気込んで来ましたがそれは過ぎてしまいました。でもここまで来たらプロポーズはもう直ぐそこと意気込んでいました。26日(土)には彼が銀座プランタンの上で誕生日お祝いの食事を設定し、ネックレスをプレゼントしてくれましたので「もういよいよプロポーズか?」と緊張しましたが、帰りのエレベーターの中で「ネックレスは気に入りましたか?指輪はどうしましょうか?」と尋ねてくれましたがプロポーズには至らなかったとのことでした。
私達はこの報告を受け「ちょっとタイミングがずれているのでは」と心配になり美山さんの前でJMA千葉支社に電話すると「私達も前浜さんに『もうプロポーズした方が良いでしょう』とアドバイスしたのですが『誕生日は誕生日のお祝いをして、プロポーズはその次の時にします』と言っていました。何か本人に考えがあるようです。でもここまで来たらもう大丈夫ですよ」と言ってくれたのでした。このことを直ぐ彼女に伝えると「あぁそう言う積りなんですね」と言って納得したようでした。
次回は4月2日(土)がデートとのことでお目出度い報告を待っていると、3日(日)の朝相談室でPCを開くと「JMA立川 O様 おはようございます。いつもお世話になっております。
昨日の夕食は、新宿のサザンタワーで食べたのですが、その後、ビルの出口のところで「結婚してください」って言ってくれました。私は、「はい。宜しくお願いします」と答えました。来週の日曜日に私の家に来てくれることになりました。ホッとしました。また伺った時に詳細をお話したいと思います。美山明子」と嬉しいメールが届いていました。直ぐに返信で「まずはおめでとうございます。良かったよかった・・・またこちらにもお越し下さい」やっと念願のプロポーズ、待ち続けた嬉しい日に辿り着いたようでした。
後日相談室を訪れた美山さん、OさんとWさんが改めておめでとうと言うと、「プロポーズの後、『君がやきもきしているようなので、来週に延ばさないで今日プロポーズした方が良いと思ったので今日したんだよ』と言われましたので、蹴りを入れてやりました」と。もう何を言われても幸せな美山明子さんでした。
そして最後の砦を守れたOさん。その後ホットしてその実感に浸ったのでした。
56話了
55話 雨の動物園
会員女性:37歳 11ヶ月で成婚。
<577>気乗りしない婚活
3月10日(木)掲載
平成21年1月入会の里山はるかさん。入会後半年ちょっとくらいは前支社長のもとお見合いも何回かあり、それなりに活動を継続して来ましたが、その後はお見合いもなく相談室にもあまり訪れなくなっていました。
その後O支社長になったのを契機に気持ちを切り替えたのか昨年1月からは再び相談室を訪れるようになり、交際には至らなかったもののお見合いも二つ組むことが出来ました。しかし、何かもうひとつ活動に乗り切れないような感じで、何か引っかかる納得がいかないことでもあるのかなと言う感じがしていました。
桜の季節もソメイヨシノの季節から八重桜に季節を過ぎようとする4月24日(土)の朝、相談室が開くと直ぐ来室されたはるかさん。W相談員に「何かもう1つ婚活に乗り切れない感じがするけど、何か迷いがあるの?」「はるかちゃんは結婚相手としてどんな人が良いかもう一度教えてくれる?」問いかけられました。はるかさんは「特にありませんが、穏やかな性格の優しい方であれば良いです。後、出来ればあまり実家からは遠くない方が良いのですが」と答えました。このようなお望みは普通で特に取り立てて問題になるようなこともない様子でした。Wさんは更に「ところで、プロフィールの写真だけど普段のはるかちゃんのイメージとは大分違うみたいだし、ハッキリ言ってかなり損しているんじゃないの?」と聞くと、「そうですか。実はあの写真は入会手続きに以前来た時に、写真撮るつもりではなかったのに、急に撮られたものなんです。正直言ってあまり好きな写真ではありません」と初めて写真への不満を口にされました。WさんがO支社長に「はるかちゃんのお写真撮り直してあげたらどうでしょうか?自分の写真に不満を感じながら活動するのは良くないですよ」と問いかけますと「そうですね。先日も同じご不満の方が撮り直して、自分で納得したお写真をプロフィールに載せてから、お申込みも活発にするようになり、お申込みも多くなりましたよね」「はるかさんがそう思われるならな撮り直しましょう!」と応じたのでした。
・・・578につづく
<578>お見合い写真の撮り直し
3月24日(木)掲載
そして、ゴールデンウイーク明けの5月13日(木)に再び来室され、元美容師のW相談員と衣装やメークの打ち合わせを綿密に打ち合わせた後、1週間後の20日(木)にお写真の撮り直しに来られたのでした。当日のはるかさんは髪も整え、ピンクがかったブラウスがとても良くお似合いで、何かエキゾチックな魅力漂う魅力的な感じでした。本人が気合いが入っているとO支社長もつられて、「今日はあなたが納得のいくまで何枚でも撮りますよ。頑張って良いお写真にしましょう」と言って撮影がスタートしました。
デジタルカメラで5~6枚撮る度に「はるかさん確認して下さい」と言って確認しながら十数枚を撮り、「それではあなたが気にいったものを3~4枚くらい実際プリントして確認してみましょう」と出て来た写真に「いや、これはどれも良いですね。どれにするか迷いそうです」とはるみさんとWさんにお見せすると「本当だ。今までのとは全然違う。これに変えたらお申込みも凄く来ますよ」とWさんが感心し、はるみさんはやや照れながら「そうですかねぇ。それなら良いですが」と答えました。早速、選んだ1枚をPCに取り入れプロフィールのお写真を変更すると見違えるような出来栄えになりました。
PCでご自分のプロフィールのを確認して納得するはるかさんにWさんが「良かったね、気に入る写真が撮れて。そしたらこの際、PRの文章も見直しておきましょうか?」と言って、ご機嫌のはるかさんと自己PRなども一緒に確認して修正をOさんに依頼しましたので、Oさんは直ぐその場で修正を完了し、新しいプロフィールをはるかさんにお見せしたのでした。納得した表情のはるかさんは「4月○日で37歳になったので、このままでは結婚できないのかなどと心配になって来ていました。今日、写真撮り直して新しいプロフィールを作って頂いてとても良かったです。頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」と言って軽やかな足取りで帰って行かれました。
・・・579につづく
<579>新しい出会い
3月31日(木)掲載
5月20日(木)にお見合い写真を取り直して納得した里山はるかさん。その後は予想通りお見合いのお申込みが来ましたのでO支社長が「はるかさん、あなたにお申込みが来ています。やはりお写真効果でしょうか?近々にこちらにお越し下さい」とメールを差し上げるとはるかさんからは「分かりました。もうお申込みが来たのですか?嬉しいです。今度のお休みの日に伺います」と返信が来て、6月5日(土)に来室されたのでした。
残念ながらお申込み頂いた方は彼女のフィーリングに合う感じではなかったようで、お見合いに至ることはありませんでしたが、W相談員が「はるかちゃん、お写真も良いものに変わったことだからあなたからもお申込みどんどんしてみたら?待っているだけではだめですよ」とお話しすると「そうですね。今日はお申込みして行きたいです」と応じて、熱心にプロフィールのファイルを見たり、パソコンでお相手検索をしたりして何人かの方にお申込みをして行きました。
その後も積極的に来室して、明るくお申込みなどの活動をされていましたが、6月下旬にはお申込みをお受けされて、久し振りのお見合いは7月10日(土)にJMA立川のお見合いコーナーで行われました。お相手は所沢相談所の方でそこそこお話しもできていたようで、1時間程の相談室でのお話しの後二人でお茶をしに出掛けましたが、その夜の報告メールには「あまり趣味や共通するお話しがなく、一番難しいのがタバコですね。喫茶店に入って30分の間に2本吸われました」とお断りの内容でした。それでも直ぐ気持ちを切り替えて「17日にお会いする方のプロフィールをPCに送って頂けませんでしょうか?」と翌週に予定されている千葉の方とのお見合いに前向きでした。
17日(土)は千葉の方と中間地点の設定ということで、午後1時半に東京駅近くの丸ノ内ホテルで行われ、はるかさんからはその日のうちに「とても感じの良い方でした。またお会いしてみたいです」と弾んだメールが届きました。はるかさんのお気持ちは千葉相談室にお伝えしましたが、お相手からは当日はご連絡がなく、翌18日(日)にO支社長がPCを開いてもまだお返事がありません。OさんがW相談員に「良いお返事があると良いのですが」と言っていると、やっと夕刻になって千葉から「折角よいお返事を頂いたんですがこの度はご縁がありませんでした」と残念なメールが届きました。直ぐはるかさんに結果のお知らせメールを送ると、さすがに気落ちした様子でしたので「はるかさん運命の人はまだその先にいるんですよ。お気持ち切り替えて進みましょう!」とOさんは励ましたのでした。
・・・580につづく
<580>運命の出会いは何処に
4月7日(木)掲載
7月17日(土)に2週連続でお見合いがうまくいいかなかった里山はるかさん。何とかまた元気に活動して欲しいとO支社長とW相談員が話していると、不思議なことに7月19日(月)海の日の記念日に時々お話しをするK相談所の方からお電話ではるかさんについてのお問い合わせがあり、是非会ってもらいたい男性がいるとのことでした。真面目な性格で都内のシティーホテルにお勤めとのことでした。はるかさんに直ぐお知らせのメールをすると、定休日明けの21日(水)に返信があり「連絡有難うございます。先日のお見合いがうまくいかず、ちょっと凹んでいたので嬉しいです。近いうちに必ず伺います!」と元気を取り戻したような感じでした。
そして7月24日(土)に来室されたはるかさんはプロフィールを確認すると「何か良さそうな感じの方ですね。お会いしてみます」とお申込みを快諾されたのでした。直ぐOさんがK相談所に連絡するととても喜ばれて、早速お見合いの段取りに入りました。ご本人に直ぐ連絡を取って頂きましたが、生憎夏休みに入りホテルが大忙しの状態でお休みの日がハッキリしないとのことのようでした。はるかさんにメールすると「お仕事が忙しいのは仕方ないですね。ご都合がつくのをお待ちしています」と前向きでした。その後調整を重ねましたが結局お見合いは9月2日(木)の双方がお休みを取れる日の夕方4時に新宿プリンスホテルでK相談所の方のお引き合わせで行われることになりました。
9月に入っても猛暑の衰えない中でのお見合いでしたが、はるかさんからは翌朝「お話しも合い楽しかったので、またお会い出来たらと思っていますのでよろしくお願いします」と元気な報告があり、その後K相談所からも交際希望の連絡があり交際に入いりました。そしてOさんからは「お早うございます。お相手の方からも良いお返事がありました。相談所の方に伺うと真面目なお二人を一所懸命盛り上げて下さったとのことでした。それは、はるかさんあなたがとても真面目な感じで好感が持てたからだそうです。普段の自分を出すことができて良かったですね」と普段中々うまく会話ができないと悩んでいた彼女にメールを送ったのでした。
・・・581につづく
<581>迷路の向こうに
4月14日(木)掲載
交際に入った里山はるかさん、早速初デートの相談をしているようでした。ところがその報告を待っている間に9月4日(土)神奈川県の相談所から連絡があり、はるかさんがお申込みをしていた男性からお見合い承諾のお返事があったと言うことでした。交際に入ったとはいえお互い未だお相手を本当に結婚相手として良い方かどうか見極める段階ですので、私達はこのお返事に喜んでお見合いを組みたいと思いました。早速Oさんがはるかさんに「こんにちは。あなたが先日来られた時にお申込みされた方からお受けするとのお返事がありました。あ名前は大林 元(おおばやし はじめ)様です。ご希望日は9月11日(土)19日(日)25日(土)ですが、あなたのご都合は如何でしょうか?プロフィールはPCに送りました」とメールすると直ぐはるかさん返信があり「昨日この前のホテルマンの方彼からお電話があり、初デートを12日(日)にすることになりました。ご相談があります。本日頂いた大林さんとのお見合いはお受けしても良いでしょうか?まだこの前の彼とはこの先交際できるか分かりませし・・もしお見合いできるのでしたら25日(土)でお願いします」とお見合いして良いかどうか躊躇しているようでした。Oさんは続けて「誤解があるといけませんのでお話ししますが、大林さんはあなたの方からお申込みした方なので先ずはお見合いしなければなりません。ホテルマンの方と交際に入ったばかりのあなたのお気持ちは分かりますが、まぁ折角のご縁ですから大林さんにもお会いしてみても良いでしょう。25日(土)で設定しますね」とメールし、早速神奈川の相談所にも連絡して9月25日(土)14:00、八王子京王プラザホテル1階フロント前と設定しました。するとまたはるかさんから「大林さんは神奈川県の方なのに八王子で大丈夫なのでしょうか?」とメールがあり「相模原の方だそうです。先方から八王子でと言われましたので大丈夫でしょう。会われた時に遠路わざわざ有難うございます。とお礼を言われたら良いでしょう」と返信したのでした。
大林さんとのお見合いが25日になりましたのでその間ホテルマンの方ともお会いできることになり、器用でないはるかさんは戸惑いながらもお相手を見極めるためにデートをしているようでした。そして9月19日にはるかさんから「26日(日)にご相談があり伺いたいのですが、時間は10:30頃でも宜しいでしょうか?内容は先日2回お会いしたホテルマンの方の件です」と大林さんとのお見合いの翌日の26日(日)を予約して来たのでした。そして当日朝W相談員と二人で「はるかさんどんなお話しなのかな?」とお待ちしていると
・・・582につづく
<582>デートは雨の動物園
4月22日(金)掲載
9月26日(日)の朝、元気そうに現れたはるかさん、Wさんが「ところで昨日の神奈川の公務員の方とのお見合いはどうだったの?」と聞くと「あんまりお話が弾んだわけでもないけど。悪い感じではなかったです。どうしようかな?」と曖昧な反応で、続けて「ホテルマンの方とは2回お会いしました。最初の頃は趣味のお話などでお話があったんですが、途中から全然お話が続かなくなって・・もうちょっと交際続けるのは無理そうです」とのお話しでした。「でも、お見合いの時も凄く楽しくお話ししたんじゃあないの?」とOさんが聞くと「あの時は向こうの相談所の方が暫く居て、上手く盛り上げてくれたからかもしれませんね」と既に交際終了の結論を出して来たようでした。「それではホテルマンの方は後でお断りを入れておきましょう。では昨日の公務員の方とはどうするの?」と聞くと「お付き合いした方が良いですかね」と未だあまりピンと来ていない様子でしたが「悪い人ではないようなので」と交際に入ったのでした。そして初デートは10月2日(土)となり、その時にはるかさんから動物園に行きたいとの希望もあったようで、2回目のデートは10月9日(土)に横浜の動物園になったとの報告が短いメールでありまして、まぁ上手く交際に入ったようでした。
すると10月10日(日)の朝、はるかさんが少し思案気なお顔で相談室に現れました。「あれ、昨日は天気が悪かったようだけど、デートはどうだったの?確か動物園とか言っていたけど、何処か他の所へ行ったの?」とWさんが尋ねると「それが、大林さんは予定通り横浜の動物園に行くと言うのです。雨だったし寒いしどうしようかと思ったんですが、嫌とは言えずに一緒に行ったんです」とはるかさん。「へぇー冷たい雨の中を動物園に行ったの?嫌だと言えば良いのに!!」とWさんが言うと、はるかさんは自分でも可笑しくなったのか、半分笑いながら「途中からブーツが浸水して来て寒かったです。それでも2時間程園内に居てその後遅いお昼を3時頃食べた後、更に違うところに行こうと言われましたが寒さにやられたようなので家に帰って来ました」と。Oさんが「それは大変でしたね。男は中々気がつかないからね。それじゃもう交際は終わりにするの?」と聞くとはるかさんは「でも、嫌じゃなかったんです。あまりお話が弾んだわけでもないんだけど。一緒に居て、居やすいんです。」と答えたのでした。
・・・583につづく
<583>突然難題が!!
4月28日(木)掲載
雨の動物園のデートの後も里山はるかさんは、Wさんの「交際は気楽に、もっと自分を出していいんだよ」とのアドバイスを活かしながら順調に交際を続けているようでした。Oさんはここはそろそろ双方の意志を確認する時期と判断して大林さんの相談所に電話を掛けたところ、冒頭から「ああ、ビックリした。もうお断りの連絡が来たのかと思って・・と」のお話があり、少し意外な印象でした。「里山はるかさんは大林さんとの結婚に前向きですよ」と伝えると「大林も結婚に向かう気持ちはあるようですが、何時も自分の気持ちを上手く伝えられないようです。でも今回はもう少し積極的になるように言っておきます」とのお話でした。
そこでOさんははるかさんにメールで「お二人で話し合って、交際マークをつけるようにしては如何でしょうか?」と提案したのでした。*交際マーク:二人が結婚に向かって真剣な交際に入り、他のお見合いはしないという意味があり。双方のプロフィールに付ける。
すると10月28日にはるかさんから23日(土)のデートの様子が報告されて来ました。「土曜日に大林さんとお会いして、車で八王子城跡と高尾山の猿山に行きました。もう少し真剣に交際してみようと思うので、交際マークを付けて下さい」ということでしたので、早速大林さん相談所に連絡をして双方のプロフィールに交際マークを付けたのでした。
双方が結婚への意志を固めて行く中、このまま順調にプロポーズ、ご婚約と進むかと思っていた矢先・・・11月13日(土)昭和記念公園のデートの様子が報告され、そこには「昨日は大林さんと昭和記念公園に行って来ました。紅葉がとても綺麗でしたが、テレビで紹介されたためもあり混んでいました。お茶をしながら、大林さんが先のことも考えていることもお聞きして、私の前向きな気持ちもお伝えしました。・・が大林さんのご両親の件があり、先に進めるかどうか考え中です。・・ので未だ成婚退会は考えていません」と書かれており、意外な難題?が出て来たようでした。
・・・584につづく
<584>難題?は親の介護問題??
5月6日(金)掲載
親の介護問題は多くの方に避けて通れない問題ですが、大林さんの相談所に聞いても「特に問題があるようには聞いておりませんが」と言われるだけで、私達は「一体どんな問題なんでしょう。でもどんな問題でも必ず解決の道はある筈だから」と話してはるかさんからの連絡を待っていると、11月22日(月)にメールがあり、「昨日大林さんとお会いしてこれから先のお話をしましたが、難題が出て来まして・・明日ご相談したいのでよろしくお願いします」とありました。
11月23日(火祝)にお待ちしていると、どこか不安げな顔で現れたはるかさん「実は大林さんの親の問題なんです。ご両親ともお元気だと聞いていたんですが、どうもお父さんが痴呆が進んで来ているようで、その話の中で、だから彼はその近くに住みたいとの話が出て来て。そうなると私も実家からずっと遠くなってしまうし、私が介護もしなければならないように思って・・」とその不安をぶつけて来ました。私達は暫くはるかさんの話をじっくり聞いた後、「本当にどの程度の痴呆状態なの?今はご夫婦で一緒に暮らしてキチンとされているのではないですか?勿論、先々は介護が必要になるかも知れないけど、その時のことは彼がキチンと考えているのではないかと思いますよ。デイサービスとか施設へ入ることも考えられるけど、住いのことも含めキチンと彼の考えを聞くことが大切ですよ」とアドバイスしたのでした。それでも不安を繰り返すはるかさんにWさんが「親の介護の問題は誰にでも出て来る問題ですよ。そんなことでこの交際を終わらせる積りじゃないでしょうね?」と聞くと「こんな縁談もうないと思うし、止める積りはありません。でも不安で」と繰り返しますのでWさんは更に「具体的に大林さんに聞けばいいんです。ここに聞くことをメモしてあげるからこれを持って行って聞いて見てご覧なさい」と言って、痴呆の程度や介護が必要になった時の対応方法、近くに住みたいとは具体的にどの範囲のこと?等などメモして渡したのでした。そうするとその日の夕刻「先程は有難うございました。色んなお話を聞くことが出来て気持ちが落ち着きました。今週お会いしたらとことん話し合ってきます」とメールがありました。
次にはるかさんがメールして来たのは11月27日(土)でした。「今日大林さんとお会いしてご両親の件を話し合って来ました。大林さんから、立川の相談室から私がプロポーズを待っていると言われたと聞きましたが、私は話し合いをしようと思っていて、それ以外は考えていなかったのですが・・。先日伺った時はプロポーズの件はお話しなかったと思うのですが、どうしてそんな話が出たんでしょうか?大林さんには来週までには気持の整理をしておくと伝えましたが」とありましたので返信で「おはようございます。言葉は難しいですね。あなたが来られた後に大林さん相談室から電話がありました。あなたが来られて親御さんの介護のことなどで相談があり、アドバイスに本人も納得して、次回キチンとお話合いすると言っておりました。とお伝えしました。大林さん相談室も同様に、彼に具体的に萩原さんとお話ししてくださいとアドバイスしているとのことでしたので、それは良かったですと応じたのですが。当然双方とも結婚に向けて前向きだとのことは話しましたので、そんな話になったのでしょうか?取りあえず、相談室同士のお話しの内容をお伝えしておきますが、先方相談室がなんとかお話しを纏めたいですね、中々ないご縁ですから、と言われていましたので、プロポーズについて大林さんに積極的になるように伝えたのかもしれませんね!」とお伝えしました。
はるかさんからは「やはりちゃんとお話ししていただいていたんですね。私もおかしいなと思っていました。ありがとうございます」と納得したメールがありました。そうしていると・・
・・・585につづく
<585>難題の先には大きな喜びが
5月12日(木)掲載
そうしているうちにその年も師走に入り、立川の街も駅前を中心に慌しい雰囲気になって来ました。そんな中12月5日(日)に大林さんの相談所から電話があり、4日(土)に大林さんがプロポーズをして里山はるかさんがお受けしたとのことでした。私達は「それは良かった。親の介護問題も自分たちでキチンとお話し合いして乗り越えてくれましたね」と言葉を交わし、早速はるかさんに「こんばんは。大林さん相談室から連絡がありました。昨日プロポーズをしてあなたがお受けしたとのことですが、そうなんですね。おめでとうございます。詳細ご報告ください」とメールすると「ご報告遅くなってしまい、申し訳ありません!先週の土曜日にお会いした時に、OさんとWさんからいただいたアドバイスをいかして、ご両親の件をとことん話し合いました。その日に大林さんはプロポーズしようと考えていたそうなのですが、私の気持ちが整理つかなかったので翌週の土曜日に返事しますと伝えました。
…で、昨日の土曜日に大林さんからプロポーズをしていただいたのでお返事しました。来週中には相談室に伺います(近状報告に)」と嬉しい報告が返信されて来ました。
年が明けたある日、婚約された大林さんと里山はるかさんが幸せ一杯に初々しくお二人でJMA立川相談室に来られました。Oさんがお祝いの言葉を述べ、「ところで横浜の動物園に雨の降る中で良く行かれましたね」と問いかけると大林さんは至って真面目な表情で「あれ、雨の日には動物園に行っちゃいけなんですか?別にいいんでしょう!」と言われたのには繋ぐ言葉が見つからずはるかさんの方を見ると、そこにはキョトンとした表情ながら幸せ一杯な婚約者はるかさんが居ました。
はるかさん37歳 大林さん42歳。二人での嬉しい新年の門出でした。何時までもお幸せに!!
・・・55話了
54話 4年2ヶ月目の幸せ
会員男性:38歳 7ヶ月で成婚。
<573>長い婚活
1月20日(木)掲載
山上登さん(38歳)は子供や女性に人気のスナックのチェーン店を経営している会社にお勤めです。入会日は2006年5月29日でしたのでもう少しで丸4年が経とうとしていました。いくら熱心な方でも、ご縁を求めて1年間同じように積極的に活動することは、精神的にも肉体的にも辛いところがあります。
ましてや4年、30回以上のお見合い回数をこなしてどんな心境かと慮っていましたが、O支社長がお世話するようになってからまた気持ちを新たにされたのか、前向きに取り組もうとする気持ちが出てきているように感じられました。もともとが明るく、話し好きな人懐こい性格ですので、お見合いにも積極的に対応しようとする姿勢が感じられました。2月にも自宅からPCでお申込みをされ、3人の方と次々にお見合いをされましたが結果は思うように行かず、それでも4月に入るとお申込みが来たことに素直に喜ばれて、GW中の5月3日に元気にお見合いに出掛けて行きました。
結果は残念ながら、「とても性格の良い方でしたが、写真とは別人でした。お見合いの最中も真剣に考えて見ましたが、どうにもこうにも生理的にダメで・・・申し訳ございません。贅沢が言える身ではないことは重々承知はしておりますが」とのコメントつきのお断りメールが入りました。男女の間で生理的に受け付けないということは良くあるケースですし、こればかりは本人の努力や相談室の説得でどうにかなる問題ではなく、「それはお疲れ様でした。お気持ちを切り替えましょう」と言うしかありませんでした。しかしながら、丁度これとタイミングを合わせるかのように、幸いにも他のお申込みがお二人からあり、至急検討してお見合いをされるかどうかのお返事を頂くことになりました。
そしてそのお返事はGW明けの5月8日にメールでありました。お一人の方は国内外問わずのかなりの旅行好きとの自己PRがあり、極端な飛行機嫌いの山上さんはそれだけで敬遠されたようでした。もうお一人の方(34歳)はかなり活発な感じの方のようで気に入られているようでしたが、○○女子大卒というのが気になるらしく、「大学名からしてお嬢様的なイメージが自分と合うかどうか心配です」とメールにありました。それでもO支社長が「○○女子大は言われるほどお嬢様学校でもないと思います。ご本人次第ですのでお会いされたら良いと思いますよ」と返信すると、「わかりました。5月後半の勤務シフトは12日に決まりますので、お相手の希望日が分かれば対応できると思います。希望日を聞いて頂けますか?」とのことで、結局、双方の相談室の調整で5月29日(土)午後2時、新宿京王プラザホテル3階日比谷花壇前ということになったのでした。
・・・574につづく
<574>これは何?今までにない感触「空気感が良い」
1月27日(木)掲載
奇しくも入会日と同じ5月29日に行われることになったお見合い。その日の夕方4時過ぎ頃には、山上登さんはお見合いを終えてJMA立川相談室にも う姿を見せていました。当相談室ではお見合い帰りに報告に来室される会員さんも多いのですが、この日は山上さんは5年目の登録更新手続きもあったため、そ れも兼ねて来られたのでした。
丁度他の会員さんもお二人居られましたが、サロンのカウンター席の満中に腰掛けられた山上さんは何か嬉しそうに話し始められました。「何か良く分か らないんですけど、良かったです。凄く話しやすく居心地が良かったですね・・・こんな感じは初めてです」「京王プラザホテルから新宿駅まで帰り道一緒に歩 きましたが、僕が普通に歩いているのに僕より速いくらいなんです。元気な女性ですよ」と言うような印象を繰り返しお話しされますので、W相談員も「それは 良かったですね。今年こそですね」と応じると「と言うことで先方はどう言われるか分かりませんが、僕は交際希望でお願いします」と言って、更新手続きを終 えてご機嫌で帰って行きました。
Oさんももしかしたらの期待を胸にお相手の友野美子さん相談室にメールで「今日はお見合い有難うございました。山上は友野さんのことを、とてもお話 しがし易い方だったと交際希望です。よろしくお願い致します」と結果を連絡すると、その直ぐ後で「友野も交際希望です」とお返事メールが入りましたので双 方の携帯電話番号を交換して交際に入ったのでした。
早速Oさんがメールで「山上さん良かったですね。友野美子さんも交際希望です。今夜あなたからお電話入れて下さい。デートなど決まりましたらご報告 ください」とおしらせすると、早速翌日の昼過ぎには「山上です。昨日は色々有難うございました。友野さんに電話をして、6月5日(土)にお会いすることに しました。週間予報では天気も良さそうなので、公園系、街歩き系を考えています。詳細が決まったらまた連絡します」「昨日お話しした時は良い表現が浮かば なかったのですが、空気感がいいんです。お互い初対面でそれなりの緊張感があるけど、何か疲れないというか何と言うか・・」と言葉に言い表せない感触を嬉 しそうに伝えてきました。
・・・575につづく
<575>慎重に進む交際
2月3日(木)掲載
6月5日(土)の初デートの様子は翌6日(日)の昼頃、多分山上さんのお勤めの昼休みを利用してメールで送られて来ました。「駒込駅で待ち合わせし て六義園へ行って来ました。広くて美しい庭園ですね。1時間程散策して、友野さんも満足してくれたようです」「その後駅前の洋菓子店の喫茶で2時間程お話 しして帰宅しました。色々とお話ししましたが、12日に妹さんが結婚式を挙げるようで、それも刺激となって結婚に前向きさを感じる雰囲気です」「次回は自 分も土日が休みではないし、彼女も土曜日は妹さんの結婚式で大忙し、翌日はお疲れ休め?と言うことで、6月14日(月)に川越で彼女の仕事後食事をする予 定です。
O支社長は会員さんの対応などに追われながら山上さんの報告メールの内容をW相談員に話すと、「それは良い感じで良かったですね。妹さんの結婚式で も次はお姉ちゃんとの話も出るでしょうし・・。只、メールのやり過ぎだけには気を付けるようにお伝え下さい」と応じたのでした。Oさんは早速メールで「自 然なかたちで交際が進んでいるようですね。妹さんの結婚も刺激になるようですから次回には結婚について踏み込んだお話しを始めて良い時期かと思います」 「既に山上さんには言わずもがなですが、この時期のメールは連絡事項やお元気伺い程度でしつこくならないように。特に感情や気持ちをメールで伝えることは 止めましょう。14日は直ぐですね」と先走りには注意しながら進めるようにお伝えしたのでした。
すると14日(月)に山上さんからメールが入り、予定を繰り上げて8日(火)に2回目のデートをしたとの報告がありました。「月曜日は彼女が仕事が 一番忙しい日になるようで、何と前回から中2日で彼女の地元川越でお会いして来ました」「メールは彼女の方からほぼ毎日です。彼女の方から先に来ることが 多く押され気味です。居心地は良いのですが、女性としての色気をあまり感じないと思っているところもあります。とは言え自分も前向きなので、もう少し交際 を続けて、彼女の色々な面を引き出してみたいと思います」とあり、多少戸惑いながらも順調に交際が進んでいる様子でした。そしてOさんが「山上さん今日お 休みならこちらに来られませんか?」と誘うと午後2時半頃来室されて次回のデートの場所や話題のお話し等をされて行かれました。
6月19日(土)のデートで更に彼女に気持ちが傾いた山上さん。翌週26日(土)には六本木で昼はミッドタウン、夜はシティービューで東京タワー等 の夜景を見つつ、住む場所や仕事のこと子供のこと等を話し合い、山上さんからはいよいよ「結婚を真剣かつ前向きに考えている」とお伝えし彼女の了承を得た のでした。その後・・
・・・576につづく
<576>プロポーズも慎重に準備して
2月10日(木)掲載
その後7月2日(金)の午後来室した山上さん、いよいよプロポーズに向けて進みだしたようでしたので、O支社長は友野美子さん相談室に彼女の気持ちを確認することを約束したのでした。その夜は川越でデートだと言うことで、インターネット上で双方のプロフィールに交際マークを付けること(これにより、他の方からのお見合いのお申込みはなくなります)を提案するとのことでした。そして、その報告は5日(月)にあり「交際マークの件はOKですので友野さん相談室にもお話ししてよろしくお願いします。プロポーズについては先週お伺いした時には来週にもということになっていましたが、自分自身は仕事が忙しく次に会う10日(土)までには準備が出来そうにありません。やはり人生に一度きりのことなどでしっかり準備して挑みたいと言うことと、お互い不器用なのでもう一度デートして距離感を詰めたいのです。17日からの3連休のどこかで予定を合わせてプロポーズができればいいなと思っています。わがまま言って申し訳ございませんが、気持ちは固まっていますのでよろしくお願いします」と慎重でした。
O支社長は「ご報告有難うございました。人にはそれぞれ個性があり、そのペースがありますし二人のことなら尚更ですね。少しずつ着実に進められている様子が良く分かります。印象に残るプロポーズになりそうですね」と返信し、友野さん相談室とのやり取りを添付したのでした。「友野美子に確認したところ、山上さんとの将来を具体的に考えているとのことで、プロポーズされたらお受けしたいとの気持ちもあるようです。只、どこを気に入られたのかが今一つ理解できないのでお聞きしてみたいとは申しておりました。山上さんが友野の誕生日までにプロポーズしたい旨をお伝えしたところ、とても嬉しいと言っておりました」
10日(土)にもデートして更に親密さを増した二人はいよいよ7月17日(土)東京湾サンセットクルーズでプロポーズすることになり、前日にはまたこれで良いか確認のため相談室を訪れました。予約も終えてプロポーズのタイミング等を考えて最後まで準備に余念のない山上さんでした。
「これで安心してプロポーズできます」と帰って行ったそのプロポーズの報告は翌18日(日)にメールでありました。「予定通り17日に友野美子さんとお会いし、東京湾のど真ん中でプロポーズをしました。プロポーズの言葉は最上階のデッキで言いました。周囲に人が少ないタイミングを狙っていた&風が強かったので少し焦ってしまい、予定の言葉と違ってしまいましたが、彼女は受けてくれました。その後記念の写真を撮ったりしながら過ごし、船を下りた後は彼女の希望で一杯飲んで(笑)帰りました。
正直まだ実感が湧かないですが、彼女と「一緒に新居で2011年を迎えよう」という目標を立てたので、これから忙しくなるにつれ、少しずつ実感していく事でしょう。
これまでいろいろなアドバイスやサポートを頂き、本当にありがとうございました。今後はOBとして力になれる事があれば協力して行きたいと思います。
近いうちにご挨拶にお伺いします。詳細の日程が決まったら、またお知らせいたします。」
おめでとう山上さん。4年と2カ月頑張った甲斐がありましたね。待ちに待った二人の幸せはいよいよこれからですね。
54話終了
<番外編>その後の山上登さん
2月17日(木)掲載
船上のプロポーズで見事友野美子さんのハートを射止めた山上登さん。その後の段取りも手際よく進めて、ご両親へのご挨拶は8月に入ってから行うとのメールが入りました。慎重な中にも順調に結婚に向かう様子が伺えて、幸せな二人の様子が伝わって来ました。
そんな中、まだプロポーズの興奮も冷めやらぬ7月24日(土)の午後、山上さんと友野美子さんがお二人で相談室にご挨拶に来られました。友野さんには初めてお目にかかるO支社長とW相談員でしたが、未だ多少ぎこちなさが見えながら二人寄り添いお見合いの時の様子や、その後の交際、そしてプロポーズの様子などを話す二人にとても温かいものを感じていました。「最初のお見合いの帰り途、彼から歩くのが早いですねと言われた時は嫌われたのかなと思っていました」「お見合いの席でも時々目をそらして外を見ていたようだったので、断られるかなと思っていたから・・・」などと話す友野さん。それを優しい目で横目に見ながら「兎に角元気そうな人で、恐らく自分より元気じゃないかな!」と言いながら幸せを実感している山上さんでした。お二人の記念写真を撮り、記念の夫婦箸をお渡ししますと、「何時でもまた呼んで下さい。OBとしてお役に立てるなら何でもしますから」とこれから銀座へ婚約指輪選びに行くのだと幸せ一杯で帰って行きました。
8月のお盆明けに「山上さん、9月12日と26日に入会希望者のための女性だけの見学会を開きますが、是非卒業生として経験談をお話し頂けませんか」とメールすると「喜んで彼女と一緒に伺います。仕事の都合で9月26日(日)の方でお願いします」と二つ返事でOKの連絡が入りました。
当日早々と姿を見せたお二人。友野さんは7月に来られた時より落ち着いて美しくなられたように思われました。二組の母娘と数人の女性会員さんを前に友野さんは「最初の頃は好きとかいう感じはあまりなく、お断りされるのかな?などと思っていました」。山上さんは「何かそれまでとは違って、一緒に居て居心地が良い方と言う感じでした」などとお話しされていました。皆さんからは「何時頃結婚を具体的に意識されましたか?」などの質問が出ていましたが、皆さん「自分も早く素敵なお相手に巡り合いたい」とのお気持ちを強くされたようでした。
当日見えられたお二人の見学者はその後入会されて、今真剣に活動中です。
・・・番外編終わり
53話 31本の薔薇の花束
会員女性:31歳 8ヶ月で成婚。
会員男性:34歳 8ヶ月で成婚。
<564>薄毛とメタボで悩める男性会員さん
11月4日(木)掲載
6月が誕生日の米山次郎さんは今年35歳。昨年3月に入会されたてから当初は半年の間に4回のお見合いも設定され、交際に入ったこともありました が、その後ご縁に恵まれずご苦労が続いていました。現在の支社長のOさんが今年の1月に引き継いでからもお申込みを継続的に繰り返ししていましたが、良い お返事は無く悲観的になっているようでした。
その要因については率直にご本人とお話ししておりましたが、どうも頭が薄いのと太り気味でお腹が出ているのが引っ掛かると言う女性の方が多い(特に 30代前半以下)ようでした。又、今の経済状況を反映しているのか、自営業というのが引っ掛かると言う方も多いようでした。そんなお話しを他の相談室とす ることもありましたが、大体は「頭の薄い方と結婚する方も多いですよ」とか、「太った方でもそれが好みの方もいるから」「JALでも大変なことになる時代 に自営業も悪くない」と慰められるものの実際のご縁には結びつかない状況が続きました。お話しするととても他人のことをお気遣いできる方ですし、お若くし て頭は薄くなってはいるものの、とても茶目っ気もある方で交際しても楽しい方のように感じられました。又、自営業と言ってもとても堅実な経営をされている 工場と見受けられ、特に経済的に将来の不安があるとは思えませんでした。
入会2年目に入って間もなく4月4日(日)に相談室を訪れた米山さんは、新女性相談員のWさんと今後の活動の相談をする中でプロフィールのお写真の 話になり、女性の目から見ると「これまでのものがかなり強面の感じになっているのでは」と指摘を受け、実際の若々しく茶目っ気があり親しみやすいイメージ が伝わるものに撮り直そうということになったのでした。スーツは紺系ではなく茶系のもの、ノーネクタイでと服装の段取りも決めて1週間後の11日 (日)12時前にに再び来室されたのでした。
当日は朝散髪後来られたとのことで、私達にお菓子も持参して下さり、意欲が伝わって来ました。打ち合わせ通りの服装で、ご本人も納得の若々しい良い お写真がとれましたので、早速、インターネット上のプロフィールを変更し、お見合いのお申込みも再開するようにお話ししたのでした。 ところが・・・ 565に続く
<565>それでもお見合いができないと・・
11月18日(木)掲載
変更したお写真に納得した米山さんは、早速お申込みも幾つかされ、更に「早速自宅からもパソコンでお申込みをしてみよう」と意気揚々と帰って行かれました。ところが1週間経ってもお申込みした形跡がありません。O支社長が「折角写真も撮り直したのにどうしたのかな?」と言いながら「米山さん、どうしてお申込みしないのですか?」とメールを送ると、「済みません。折角良い写真を撮ってもらったのに。実はその後会社の方が大忙しになったもので、お申込みする間もなく失礼しました。もう少ししたら、お申込み再開します」と返信メールがありました。
4月も終盤になる頃には自宅からのお申込みも再開し、お返事に対する期待がご本人にも私達にもいやが上にも高まってきました。ところが5月ゴールデンウイーク中にも良いお返事はなく、その後も変化はない様子で、先方からのお申込みも皆無の状態が続きました。「さぁこれは困ったな。何か他に手を考えなくてはいけないね」とO支社長がW相談員にお話しすると、「私、直感的に感じるのですが、会員の川崎直美さんに薦めてみたらどうでしょうか?直美さんはあまり物事に拘らない大らかな性格ですし、大人しい感じですが芯はしっかりしていますよ。二人は合うんじゃないかと思います」と提案がありました。O支社長も同感のようで「それは良いかも知れないね。彼女は確かに細かいことや見かけではなく、大きなところで人を見ている感じだからね」と応じたのでした。
川崎直美さん30歳は丁度1年程前に入会され、Y前支社長のお世話で当初はお見合いのお話もあったようですが、それ後は途絶えて活動に意欲を無くされていたようでした。そんな彼女が久し振りに相談室を訪れO支社長と初めて面談したのは桜の花も満開の4月4日(日)でした。「私はそんなに見かけが良い方ではないし、お話も上手ではないのでお相手は中々いないんではないでしょうか?」と言う彼女にO支社長は「人の好みは人それぞれです。あなたと相性の良い方も必ず居ますよ。折角相談室に入ったんですから根気強くやって行きましょう」と励ましたのでした。そして、4月27日に同年代の立川会員さんとのお見合いが組めましたが、残念ながら結果は交際には至りませんでした。
・・・566につづく
<566>やはり結婚は無理?
11月26日(金)掲載
お写真変更に喜んだのもつかの間、良いお返事もお申込みも皆無状態の米山次郎さん。次に姿を見せたのは5月13日(木)の夜7時頃でした。工場の仕事がお手すきの時にお母さんと一緒に立川に来られたとの事で、お母さんを駅のルミネに残してのご来室でした。
米山さんは来られるなり「Oさん、僕はJMA立川に迷惑をかけているのではないですか?色々努力して頂いたけど無理そうなので退会した方がいいんじゃないでしょうか?」などと不満や不安をぶつけて来られました。O支社長はひとしきり彼の言い分を聞いていましたが、「そんなに悲観することはないですよ。たったお一人の女性を見つけるために努力しているんだから性急になってはいけません。粘り強く活動しましょう」とお話ししましたが、中々納得がいかない様子でした。
私達は急ぎ川崎直美さんとのお見合い話を進めることにし、5月16日(日)に直美さんに来室してもらいました。夕方4時頃来られた彼女にW相談員から米山次郎さんのことを改めてお話しし「薄毛とメタボと自営業で結婚できないと言ったりしているけど、とても優しい思い遣りのある方なのでお会いしてみたらどうかしら」とお薦めしたのでした。直美さんはじっと彼のプロフィールを見ながら少し考えた後、「良い方のような気がします。WさんもOさんも私のためにお薦めしてくれているのですから、お会いします」と言ったのでした。
O支社長は早速米山さんにメールを送り、お見合い成立を伝えて段取りに入りました。直美さんは医療関係のお仕事で木曜日と日曜日がお休みの為、お見合いは6月10日(木)の設定で米山さんには当日は仕事を早目に切り上げてもらい、午後6時にJMA立川でということになりました。
当日は午後8時までの営業でしたが、W相談員も午後は帰宅し、平日なので会員さんもまばらな状態でした。お見合いは双方が立川会員さんということで相談室内のお見合いコーナーで行われ、緊張した中にも安心した雰囲気で時が流れて行きました。お見合いの結果は男性、女性双方から翌日の午前中にはご報告して頂くのが決まりです。当日お見合い終了後、直美さんからは早々と交際希望がメールで来ました。ところが・・567につづく
<567>やっとできたお見合いなのに
12月2日(木)掲載
お見合い当日の夜8時頃、O支社長は早速米山さんに「今日はお疲れ様でした。川崎直美さんはお話しが楽しかったとのことで、交際希望です。あなたは如何でしたか?」とメールを送りました。
翌朝、米山さんから良いお返事が届いているものと期待しパソコンを開きましたが未だお返事は見当たりません。そして昼を過ぎてもそれは来ませんでした。良い雰囲気でお話しされていたのにどうしたのだろうかと思いましたが、多分仕事が多忙で遅れているのかな?と暫くお待ちする事にしました。
時間が過ぎて行き午後4時を回る頃、やっとメールが届きました。「昨日は大変おせわになり有難うございました。色々考えました結果・・・。まだお互いに話し足りない部分もあると思いますので、お友達から始めたいと思っております。返信が遅れましたことお詫び申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。米山次郎」 とあり、何とか交際に入り前に進むことになったようでした。
O支社長は双方の希望により、早速お相手の携帯電話番号とメールアドレスをお伝えし交際に入りましたが、次の注意メールを米山さんに送りました。「携帯で気持ちや感情を伝えようとするのは止めましょう。誤解などが多々あります。親しくなるまでは連絡や挨拶程度が適当です。お電話できる時は電話で話すのが良いです。」それは忙しい米山さんがメール中心の交際を進めて、他の会員さんたちでも有りがちな意志の疎通に失敗することを恐れたからでした。
会員さんが交際に入ると、その状況を支社長に報告するのは入会時からの約束事です。米山さんは家業のお仕事が多忙になったようで、お見合い後一度お食事をしたようでしたが、その後は特大の温泉饅頭のお土産を持って相談室に現れましたが、次のデートのお約束などの報告は一向に来ません。流石に心配になったO支社長が 「こんにちは。先日は大きなお饅頭有難うございました。直美さんとはその後デートは決まりましたか?」などと双方に同様のメールをすると、一応7月11日(日)のお約束は出来ているとのお返事がありました。二人のペースでそれなりにお付き合いできているようではありました。
後日「まぁ何とか進んでいるようですね」とW相談員とO支社長とがお話していると直美さんからメールで「昨日は午後から米山さんとサンシャインで食事して・・・・次回は25日か8月3日になると思います。その前に一度お邪魔できたらと思います」と報告があり、不安を残しながら進んでいるような印象の内容でした。その後直美さんが相談室に来られて7月11日のサンシャインデートの様子を詳しく報告され、次回のデートを楽しみに帰って行かれました。
・・・568につづく
<568>急展開の様相
12月9日(木)掲載
ところが7月31日(土)に直美さんからメールがあり「ところで、今週は米山さんから相談室に何か連絡ありましたか?一応、明日に会う約束は取れていますが、行先や待ち合わせについては未定です。忙しいのか分からないですが、返信も遅れ気味で・・。日曜日にWさんにアドバイスされて送ったメールの返信は木曜日だったし。何か気に障るようなことでもあったかなと少し心配です」と不安げです。早速O支社長が「こんにちは。その後は米山さんは来られておりません。相当仕事が忙しいみたいですが、あなたもお返事を直ぐしなかったりしたこともありましたので、ちょっと催促してみては如何ですか?もう明日のことですから」と返信しましら、その後は何も連絡は入らないままでした。
何とか連絡が取れてデートに出掛けたのかな?と思っていると8月2日(月)になって直美さんから報告メールがありました。「昨日、米山さんと奥多摩湖までドライブして来ました。私が車酔いしたため少々ご迷惑を掛けてしまいました。家族以外の運転での遠出に慣れていないのと緊張で・・酔い止め飲んでいたんですが・・。その後西部ドーム近くの喫茶店でお茶して、少し結婚後の仕事の話とか、平日の夜に夕食を一緒にとか話せたと思います。次回は22日(日)ですが、その前にどこかで夕飯にお誘いするつもりでいます。ではまた」とあり、不安は付きまといながらもお会いすれば少しずつ交際が深まっているようでした。
そうしているとその日の夜6時頃、米山さんが例によってお仕事の途中だけどと言いながら現れました。この日はいつもに加えて饒舌で、楽しそうに前日の奥多摩ドライブの様子をご機嫌よくご報告されました。喫茶店で扇子とタオルをプレゼントされたとのことで、余程嬉しかったのか、何度も何度も繰り返しお話しされて行きました。そして最後には「母にも早く会わせたいと思っている」と結婚に向かって前向きな話しも出たのでした。暑がりで汗搔きの彼のために考えたプレゼントで、何処まで前向きかと思われた彼の気持ちを掴んだようでした。
8月8日(日)に直美さんが現れましたので、米山さんが来られた時の様子などお話して彼女の気持ちを尋ねたところ、「米山さんのことが好きです。嫌いなところはひとつもありません」とハッキリとお話しされました。私達は双方の結婚に向かいたい意向を確認しましたので、急ぎ米山さんに相談室に来てもらうようにメールで連絡しました。ここのところ米山さんは平日の夜O支社長が一人の時来られており、W相談員とお話しができていないようでしたので「こんにちは。川崎直美さんが今日来られました。今後について相談したいと思いますので、今週、12日(木)か13日(金)Wさんもいる時に来てくれませんか?Wさんは12日は2時まで13日は6時まで居ます。お仕事の合間でも構いませんのでよろしくお願い致します。」
そうすると米山さんはその日のうちに突然現れたのでした。・・・569につづく
<569>そしていよいよプロポーズ
12月16日(金)掲載
突然姿を見せた米山さんに直美さんの気持ちを伝えたところ「本当ですか?僕も勿論異存はありません。母に早く会わせたいです。とても気にしているし・・」と言われましたので、私達は「そういうことなら、まずキチンとプロポーズして下さい。ただでさえ緊張する場面で、立場も定まらず彼女は不安でいっぱいになりますよ」とアドバイスすると、米山さんは「8月も忙しいので、彼女と相談して8月18日(水)の夜にでもプロポーズします。そして、その日曜日に母に会わせます」と言ってご機嫌よく帰って行きました。
相談室の夏休み後の8月18日(水)夕刻、O支社長が一人で相談室に居ると、米山さんが現れました。「これから彼女に会って夕食一緒にして、プロポーズします。それでいいんですすよね」と少し心配そうに尋ねてきました。「大丈夫ですよ。前にもお話しした通り、直美さんはプロポーズされたらお受けしますと言っていますから」とお話しし「でも、キチンと彼女の目を見て結婚と言う2文字を必ず入れて言うんですよ」「僕と結婚して下さい。幸せにしますからと短くても良いから気持ちを込めてハッキリと言えば大丈夫です」とアドバイスしても何か落ち着かず、そのうち時間が大丈夫かこちらの方が心配になり「もう行かないと遅れるのではないですか?」と言うと「大丈夫、○○駅で待ち合わせしていますが、遅れたら喫茶店で待つように言ってありますから」と平然と言って急ぎ待ち合わせ場所に向かったのでした。
翌8月19日(木)W相談員とO支社長が「昨夜は米山さんちゃんとプロポーズできたのかな?」などとお話ししていると11時頃浮かぬ顔で直美さんが現れました。昨夜の様子を「プロポーズはされたの?どうしたの?」とお聞きするとか細い声で「一応プロポーズはされました。でも、ファミレスみたいなパスタのお店で食べながら言われたんです」「ええっ」と私たは絶句し、次に「パスタを食べながらついでみたいに結婚して下さいと言われたの?」と更に聞くと、泣き出しそうな顔で「そうです。なんか本気なのか?とがっかりして・・でも嫌いじゃない」といじらしく答えたのでした。「女心の分からない馬鹿な米山さん。何にも分かっていないのだから」とW相談員は腹立たしげに言い、彼女が帰った後「直ぐに米山さんを呼んで下さい。未だ彼女は彼を信じているから、プロポーズをやり直してもらいましょう!!」とO支社長に告げたのでした。
・・・570につづく
<570>2回目のやり直しプロポーズ
12月22日(水)掲載
直美さんが来室した19日(木)はW相談員は通常午後2時までの勤務です。ところがこの日は事務処理が残っていたため、急に6時まで延長していることになりました。そこに思いがけず5時半頃米山さんが現れたのです。
「一体昨夜はどうしたの?今朝直美さんが来られて不満そうでしたよ。ちゃんとプロポーズしたのですか?」と尋ねると、「僕はちゃんと結婚して下さい。と言いました。でも彼女はお受けしますとは言ったようですが、口の中でもごもごしてハッキリとは聞き取れませんでした」とのお答えで、どうも直美さんの不満の意味が全く分からない様子でした。
W相談員が「何故もう少し女心を理解してあげようとしないの?そんな一生一度の大事なことを食事をしながら、パスタを口の中に入れながらどうして言えるの!」「プロポーズは女性にとってとても大切なセレモニーで、緊張しながらもロマンチックに期待に胸を膨らませてきているのよ」「彼女はそれでもあなたのことを好きなのよ。もう一度チャンスをあげるから、今度は私達の言う通り心を込めてプロポーズするのよ。いいわね」とかなりきつく言うと、さすがに米山さんも、未だ理解し切れない様子ではあったものの、しまった失敗だったんだという表情をされましたので、O支社長からも「米山さん、女性は感じ方が違うのだから、あなたが直美さんのことを本当に好きで結婚したいと思っているのならWさんの言う通りにプロポーズをやり直す方がいいですよ」とアドバイスしたのでした。
Wさんからはより具体的に「今度の8月22日(日)の午後4時に立川パレスホテル1階ロビーで会うように直美さんと約束して下さい。直美さんには今度はあなたがチャンとプロポーズするからと言っておきますから。こんどはお見合いするのと同じ服装でキチンとネクタイもして行ってください。それから何かプレゼントを持って行った方が、プロポーズを切り出しやすいでしょうから、そうだ薔薇の花を持って行きなさい。それがいい。ところで米山さんお花は自分で買えますか?」とお話しすると「分かりました。それで彼女が納得してプロポーズを受けてくれるのならそうします」「ただ一つだけ彼女に言いたいことがあります。僕が一所懸命にプロポーズしたらもう少しはっきりとお返事して欲しいのです」とひとつ要求は出しましたが、アドバイスに従う姿勢を見せたのでした。
これで何とか1回目の失敗をリカバリーできるなと私達は喜んで直美さんにこの経緯を連絡したのでした。そして「直美さん、ひとつだけお願いがあります。それは米山さんが一所懸命プロポーズしたら、ハッキリ分かるようにお返事して欲しいと言う事です」「短い言葉で良いですから。有難うございます。お受けします。嬉しいです。などとお返事して下さい」とメールしてその日を待ったのでした。
ところが8月22日の当日またも・・・571につづく
<571>2回目もまたもや失態!3回目のプロポーズは?
12月30日(木)更新
8月22日(日)はO支社長は青山での甥の結婚式出席のため午後は不在で、5時頃帰室しました。Oさんの帰りを待ち兼ねるようにご相談に来られる会員さんも居られ、Oさんも甥の結婚式の様子を話しながら、「そう言えば、米山さん達は上手くプロポーズ終えただろうね」とWさんに問いかけました。Wさんも「あれほど言ったのだから、もう大丈夫でしょう」と良い報告を心待ちにしている様子でした。
そうしていると午後5時半過ぎ頃米山さんと直美さんがお揃いで現れました。当然嬉しそうにご報告と思い、「まぁお座り下さい」と言ってお二人のお顔を見たところ、直美さんはまたまた浮かぬお顔、しかも薔薇の花も持っていません。そして直美さんはお洒落なワンピース姿なのに米山さんはネクタイどころかいつもの服装なのです。「米山さん、今日はパレスホテルでプロポーズチャンとできたの?」と聞くと「しましたよチャンと」とのお答え。直美さんに「そうなんですね。それでお受けしたのですか?」と聞くと、蚊の鳴くようなしかも泣き出しそうなお顔で「はい」とだけのお返事です。Oさんはこれはまた大変なことになったと思いつつ、結婚式で頂いた小さな薔薇の花を沈んだ表情の直美さんに差し上げたのでした。
翌8月23日(月)O支社長は米山さんに「昨日はお疲れ様でした。お話がありますので今日こちらにお越し下さい」メールすると、何時ものように夕刻来室されました。前日のパレスホテルでの様子を聞くと「忙しくて、時間ギリギリになってしまい、服も着替えられず花も買えませんでした。何かまずかったでしょうか?」と全く私達のアドバイスを理解していなかったかのような返事です。さすがにOさんも「一生に一度の大切なプロポーズなのに、どうしてこれを優先できなかったの?彼女は今度こそとの思いで臨んだのに、もう取り返しがつかないかもしれませんよ!」と言うと、やっと少しことの重大さに気付いたのか「僕は直美さんと結婚したいです。何とかして下さい」と懇願して来ました。Oさんは「今度の木曜日に午前中彼女にお話しをして、もし3回目のプロポーズを受けて頂けるようであれば、夜ここでしましょう」と応じたのでした。
ところが・・・572につづく
<572>サプライズ!!3回目は31本の薔薇の花束
1月6日(木)更新
Oさんは直美さんにメールをしてWさんも居る木曜日の来室を進めると、その日は10時半頃来られて、2回目ののプロポーズの報告をしながら泣き崩れ「今でも好きだけど、こんなことが続くと彼を信じられなくなりそうです。それが怖い」と2時間程お話して行きました。最後に私達は「少しお時間を置いて冷静に二人のことを考えてみたら良いのではないですか」と提案し、直美さんもそれを受け入れて帰って行きました。これでこの日の3回目のプロポーズはなくなりましたので、その旨を米山さんにもメールしました。
米山さんからは返信はなく、「彼もショックを受けているのだろうが、自業自得。でも何とか上手く出来ないかな?ここまで来たらサプライズ、それも私たちが段取りしたものではなく、本人が自分で何とかしようとするもの。それを待つしかないかな」とOさんが考えたりしながら、お申込みに来室された会員さんの応対などをしていた午後6時頃、突然、凄い剣幕で叫びながら米山さんが来られました。「Oさん、今日3回目のプロポーズと言われたから、この暑いのに背広来てネクタイして、彼女の歳の数31本の薔薇の花を揃えて来たのにどうしてくれるんですか!!この花月曜日に予約して買ってきたんですよ」確かに立派な美しい薔薇の花束でした。31本の薔薇は当日では普通揃いません。Oさんはひとしきり彼の話を聞き、気持ちが少し収まってきたところで「やっと本気を出しましたね。それを待っていたんですよ。あなたが本気ならばそれが上手く伝えられるようにお相手に取り次ぐのが私達の役目です。これから直美さんの家に行きますか?」というと「是非、お願いします」と藁にもすがるような表情でお返事が返って来ました。
直ぐに直美さんに電話をし「今、米山さんが背広にネクタイ。31本の薔薇の花束を持ってこちらに来られました」「どうしてもあなたに会って気持ちを伝えたいそうです。」「彼は本気です。気持ちだけは受け取ってあげて下さい」というと、優しい彼女は「分かりました。お待ちしています」と言われましたので、私達は急ぎ彼の車で30分程掛けて彼女の自宅のある団地に向かいました。自宅近くの公園で彼女を見つけ、Oさんが挨拶すると、米山さんが車から大きな31本の薔薇の花束を持って現れました。Oさんが車の中から見守っていると、米山さんが一所懸命、汗をかきかき何か思いをぶつけているのが遠目にも感じられました。
翌日、O支社長がパソコンを開くとそこには直美さんから「夕刻の来訪にはビックリしました。お花は嬉しかったです。米山さんとはもう少しお付き合いしてみます。今後はもう少しチャンとお話しできるようになれば良いと思います」とありました。
そして後日、二人は相談室を訪れてO支社長立ち会いのもと、最初に出会ったお見合いコーナーで婚約の確認をしたのでした。米山さんもこの時はさすがに真面目な顔で、直美さんは少し赤く頬を染めて、緊張の中にも幸せな空気が相談室に漂いました。
53話終了




